商品開発プロセスの成功法則「7つのポイント」!その2:ビジネス戦略編

ビジネス・フレームワーク

今回は、商品開発をする場合、企業全体の経営戦略と商品のビジネス戦略がどのように関わるのか?「商品開発プロセスの成功法則 その2」について解説します。

その1について知りたい方はこちらをどうぞ↓

 

《商品開発プロセスの成功法則「7つのポイント」》

1) 新商品の開発の重要性:なぜ新商品開発は必要か。
2) 企業全体の経営戦略と商品のビジネス戦略はどう関わるのか。
3) 新商品開発のプロセスとはどのようなものであるべきか。どのようなものが好ましいか。
4) 新商品の各プロセスで何をどうすれば成功へ導けるのか。
5) 「売れる商品」「成功する新商品」の定義は何か。これらはどのような基準で判断すべきか。
6) 商品の儲けるプラン(ビジネス・プラン)はどう作るべきか。
7) 新商品開発を成功に導くための組織・人・組織文化はどうあるべきか。

商品のビジネス戦略とは?・・・事業戦略との整合性

事業戦略には2つのレベルがあります。

一つは事業全体の事業戦略であり、もう一つはこれから紹介する商品戦略です。

この商品戦略はこれを単独で考えるものではなく、事業全体の事業戦略から個々の商品戦略(商品のビジネス戦略)が決まってくるものです。

別の言い方をすれば商品戦略は当然事業戦略と整合性を保たなければなりません

事業戦略の中で事業戦略立案において最低限考えておくべき重要な項目を以下に紹介します。

これらは個々の商品戦略に大きく影響し、逆にこの重要な事業戦略の項目がしっかり検討されていれば個々の商品のビジネスの目的、目標が自ずから決まってきます。

経営戦略のフレームワークとして重要な項目は、

1)事業Vision
2)事業目的、事業分野、事業目標
3)事業成長戦略
4)事業ポートフォリオ戦略

 

事業戦略との整合性において特に2),3),4)について触れたいと思います。

2)事業目的、事業分野、事業目標

これから開発しようとする商品は事業の目的、事業分野に合致するものである必要があります。

3)事業成長戦略

事業成長戦略立案の中で検討すべきは、これから開発する商品の投資の大きさ、リスクの大きさ、成功した時に得られるリターンの大きさを考えることです。

 

 

この事業成長戦略に従ってこれから開発する商品は、

-今までに無い新しい商品か、既存の商品の延長線上にあるものか?

-どのぐらいのリターンを期待しどのぐらいの投資を許容すべきか、リス クをどのぐらい覚悟すべきか?

というところが決定され商品のビジネス戦略の根幹を成していきます。

 

4)事業ポートフォリオ戦略

「事業ポートフォリオ戦略」では、2つの重要な目的があります。
-事業の投資分野(商品)、投資しない事業縮小・廃止分野(商品)を考える。
-売上を稼ぐ事業(商品)と利益を上げる事業(商品)とでビジネス目的 を区別し事業全体として利益の最大化を図る。

 

このポートフォリオ戦略に従って、

-開発しようとする商品のターゲット市場は投資に見合う成長する市場で あるか?

-開発する商品の市場での競争力は?

この競争力によって売上を稼ぐ商品か? 利益を稼ぐ商品か?商品のビジネス目的が決まる。

以上のように、事業戦略のフレーム・ワークを通して商品のビジネス戦略の根幹が決定されます。

 

 

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