PR

ゴルフスクールはどう選ぶ?46歳から始めた私が実感した「先生選び」の大切さ

ゴルフ
記事内に広告が含まれています。

ゴルフを始めようと思ったとき、私は46歳でした。

それまでゴルフクラブを握ったこともなく、ゴルフのルールも、スイングのことも、何も知りません。

そんな私が、妻と一緒にゴルフを始めることになり、最初に考えたのが、

「我流で始めるより、ゴルフスクールに通ったほうがいいのではないか」

ということでした。

そこで自宅から通いやすいゴルフスクールを探し、5人の先生の中から一人の先生を選びました。

その先生は、単に資格を持っているだけではありませんでした。

かつてツアーで戦い、実際に優勝争いを経験した女子プロでした。

そして、今振り返ってみると、46歳の初心者だった私がその先生を選んだことは、その後のゴルフ人生にとって大きな意味があったと思っています。

最初の3か月は7番アイアンばかり。

その後はショートゲームを重点的に練習し、やがて100切り、90切り、そして2013年には自己ベスト85を記録することができました。

もちろん、スコアが良くなった理由がすべて先生のおかげだとは思っていません。

自分自身の練習やラウンド、日々のトレーニングもありました。

それでも、最初にどんな先生を選ぶかは、初心者にとってとても大切だったと今でも感じています。

この記事では、私自身の経験から「ゴルフスクールでは先生をどう選ぶか」について振り返ってみます。


46歳、何も知らない初心者がゴルフスクールを探した

私がゴルフを始めようと思ったきっかけは、旅行でした。

2005年の年末、初めて宮古島を訪れたとき、宿泊したリゾートホテルでゴルフバッグを持ってチェックインする人たちを見かけました。

ホテルの目の前にはゴルフコース。

「旅行をしながらゴルフを楽しむ」というスタイルがあることを知り、興味を持ったのがゴルフを始めるきっかけでした。

そして2006年、妻と一緒にゴルフを始めることにしました。

ただし、問題がありました。

私はゴルフについて何も知りません。

クラブを握ったこともありません。

どのクラブを使うのかも、ボールをどう打つのかも分かりません。

しかも46歳。

今から我流で始めるよりも、最初から基本を教えてもらったほうがいい。

そう考えて、ゴルフスクールを探しました。

幸い、自宅から歩いて20分ほどの場所にスクールがあり、さらに送迎カーも利用できることが分かりました。

そこで、通いやすさだけではなく、

  • 初心者でも参加できるか
  • レッスンの時間帯
  • レッスン形式
  • どんな先生がいるのか

を調べることにしました。

そして、そこで出会ったのが、後に私のゴルフ人生に大きな影響を与える先生でした。


5人の先生から、なぜ一人の先生を選んだのか

当時、そのスクールには5人の先生がいました。

男性3人、女性2人。

経歴を見ると、皆さんティーチングプロなどの資格を持っていました。

ここで私が考えたのは、

「資格だけでなく、実際にどんな経験をしてきた先生なのだろう?」

ということでした。

ネットで一人ひとりの経歴を調べていきました。

すると、その中に一人、気になる女性の先生がいました。

かつてツアープロとして試合に出場し、樋口久子プロと優勝を争った経験があり、実際にツアーで5勝している先生だったのです。

さらに、調べた当時も時々シニアツアーに参戦していることが分かりました。

ここで私は、

「この先生に教えてもらいたい」

と思いました。

単純な理由です。

実際に試合で戦ってきた人なら、教科書的な理論だけではなく、コースでどう使うのかまで教えてもらえるのではないか。

そんな期待がありました。

そして、その先生の担当する曜日と時間を確認しました。

土曜日の10時からのクラスなら、妻も私も会社勤めをしながら通うことができます。

さらに、宿泊ゴルフに行く週末には、金曜日の夜や土曜日の別時間に振り替えることもできそうでした。

こうして、私はその先生のクラスを選びました。

肩書だけではなく「実際の経験」を調べてみた

今になって考えると、私はゴルフスクール選びで、意外と重要なことをしていたと思います。

それは、

「先生の肩書だけで判断しなかった」

ことです。

もちろん、資格は重要です。

しかし、初心者だった私には、資格の種類だけを見ても、その違いがよく分かりませんでした。

そこで、

「この人は実際にゴルフでどんな経験をしてきたのか?」

を見ることにしました。

ツアー経験があり、実際に試合で戦っていた。

しかも現在もゴルフに関わっている。

その経歴を知ったことで、

「この先生なら、初心者の私にも実践的なことを教えてくれるかもしれない」

と思ったのです。

もちろん、これはあくまで私自身の選び方です。

すべての人に「ツアー経験のあるプロを選ぶべき」と言いたいわけではありません。

ただ、初心者だからこそ、自分が何を教えてほしいのかを考えてから先生を選ぶことは大切だと思います。

初めて先生に会って、いきなりクラブを買わなかった

スクールに入校して、初めて先生と対面したとき、私が最初に聞いたことがあります。

「道具は揃えたほうがいいですか?」

私は、最初から自分のクラブを使って練習したほうが上達が早いのではないかと思っていました。

ところが先生は、

「まだ必要ないよ。スクールだったら無料で道具を借りられるから、7番アイアンだけ借りてきて」

と言いました。

そこで私はフロントへ行き、7番アイアンを1本借りました。

今思えば、これも先生の指導方針を象徴していたように思います。

「とりあえずクラブを全部揃えて、いろいろ打ってみよう」

ではありませんでした。

まずは一つのクラブで、基本を身につける。

私のゴルフは、ここから始まりました。

「46歳だからこそ、基礎から」最初の3か月は7番アイアン

最初に教わったのは、

  • スタンス
  • 前傾姿勢
  • グリップ
  • 体重移動
  • スイングの基本

などでした。

そして、とにかく素振り。

クォーター、クォーターの小さなスイングを繰り返しました。

右足への体重移動。

そこから振り下ろして、左足へ体重を移す。

時には左足を少し上げ、大きく右側へ引いてから、野球のスイングのように振る練習もしました。

左手だけで振ったり、右手だけで振ったり。

両手でクラブヘッドを持ってフルスイングしたり。

そして驚いたことに、

最初のレッスンでは、ほとんどボールを打たせてもらえませんでした。

周りでは、他の生徒さんが気持ちよくボールを飛ばしています。

私はひたすら7番アイアンで素振り。

「打ってみたいな」

と思ったころに、ようやく、

「じゃ、ボール打ってみるか。最初はクォータークォーターで、ティーアップして」

となりました。

ところが、トップやチョロばかり。

すると先生は、

「はい、素振りに戻る」

(笑)。

そして、また素振り。

これが私のゴルフスクールデビューでした。

「スイングは、こう、だから、こう」今でも覚えている先生の教え方

その先生の教え方は、今思い出しても非常に印象的です。

「スタンスは肩幅」

「ぎゅっと握ってないかな。親指と人差し指だけだよ、握るのは」

「前傾しすぎかも。骨盤から曲げて、胸は鳩胸」

「シャフトと体は90度」

「ハンドファーストだよ」

そして、

「スイングは、こう、だから、こう」

と言いながら、私のクラブを持ってスイング軌道を説明してくれました。

右方向へクォーター。

そして左方向へ。

「早振りしない。ゆったりとね」

「体を回したときに、シャフトは常に胸の前にあるように」

「左足で壁を作るんだよ」

とにかく、

「こう、だから、こう」

でした。

かなりアナログな教え方です。

でも、不思議なことに今でもその動きが頭に残っています。

ゴルフを始めて20年経った今でも、スイングで迷ったときに思い出すことがあります。

「フェード系なら無理に直さなくてもいい」と言われた

そして、もう一つ印象に残っている先生の言葉があります。

私の球筋は、完全なストレートではありませんでした。

時にはスライスも出ましたが、基本的にはフェード系。

そこで先生から言われたのが、

「フェード系なら、無理に直さなくてもいい」

という言葉でした。

初心者の私は、

「真っすぐ飛ばさなければいけない」

と思い込んでいました。

でも先生は、私の体格やスイングを見たうえで、無理に理想的な球筋へ変えようとはしませんでした。

これは、今振り返ると非常に大きかったと思います。

ゴルフでは、誰かにとって良いスイングが、そのまま自分にとって良いスイングになるとは限りません。

もちろん、明らかなミスやケガにつながる動きは修正する必要があります。

でも、自分の体格や動きに合ったスイングを見つけることも大切なのだと、初心者ながら学びました。

100切りのために、先生が重視したのは「飛距離」ではなかった

スクールに通い始めたころの私は、120~130くらいのスコアでした。

当然、飛距離も欲しくなります。

ドライバーで遠くへ飛ばしたい。

でも、先生が重視したのは、そこではありませんでした。

むしろ、

ショートゲームです。

30ヤード。

50ヤード。

100ヤード。

アプローチ。

パッティング。

そして、傾斜からのショット。

「練習場で30ヤード、50ヤード、100ヤードを何度も打って、自分の距離感を作ること」

「ロングパットは距離感を覚えること」

「ゴルフ場に着いたら、練習グリーンで10歩、5歩、2歩を練習しておこう」

そんな指導を受けました。

私の練習内容は、

7番アイアン中心の基礎練習 → 各番手 → ショートゲーム

と変わっていきました。

「練習でできないことは、コースでできるわけがない」

そして、先生が何度も言っていた言葉があります。

「練習でできないことは、コースでできるわけがない」

当時は何度も聞かされました。

でも、20年経った今でも、この言葉は私の中に残っています。

コースでは緊張します。

傾斜があります。

風があります。

ライも毎回違います。

そして何より、スコアを意識すると早振りになります。

だからこそ、

「コースで一発勝負をする」のではなく、

「練習でできることを、コースでも同じようにやる」

ことが重要なのだと思います。

私自身、後にゴルフ場でのルーティンを作るようになったのも、この先生の教えがベースになっています。


コースデビューは142。それでもゴルフが楽しかった

スクールに入って約2か月。

私はコースデビューしました。

先生から言われた持ち物は、

  • 7番アイアン
  • SW
  • パター

だけ。

「これで練習通りに7番アイアンが使えれば、110くらいで回れるから」

と言われていました。

ところが、現実はそう甘くありません。

スコアは142。

腕はパンパン。

足はガクガク。

バンカーでは練習したことがなく、同行した仲間から現地レッスンを受けました。

さらには、思い込みで同行者のボールを打ってしまうという初心者らしい失敗まで。

それでも、同行者の皆さんがしっかりフォローしてくれて、遅延することなく無事にラウンドを終えることができました。

そして何より、

「楽しかった」

という印象が強く残りました。


2年半で100切り。その後、90切り、そして85へ

練習もラウンドも使うのはドライバー、FW5番、そして5番、7番、9番アイアンとPW、AW、SW、パターの9本だけ

その後、妻と日帰りゴルフや宿泊ゴルフを楽しむようになりました。

スコアは120~130あたり。

ラウンドするたびにスコアを先生に報告し、そこで課題を決める。

そして次のラウンドまで、その課題を練習する。

この繰り返しでした。

ドライバーのスライス。

引っかけ。

傾斜からのショット。

アプローチの距離感。

ロングパットの距離感。

一つずつ課題を潰していきました。

そして2008年7月。

ゴルフスクール入校から約2年半。

セントレジャーGC千葉、現在のムーンレイクゴルフ倶楽部鶴舞コースで、

95

を記録しました。

初めての100切りです。

前半46、後半49。

パット36。

GDOの当時のコメントには、

「ドライバー、フェアウェイが安定。ショートゲームも良かった。ゆったりと、飛ばそうとしないと心がけた」

と残っていました。

そして先生に報告すると、

「よかったね。これからはショートゲーム中心に練習しよう」

と初めて褒めてもらいました。

その後、2009年には92。

2010年12月には鴨川カントリークラブで90。

そして2013年5月。

ホームコースとしていたアイランドゴルフリゾート那須で、

85

という自己ベストを記録しました。

100切りから90切りへ。

そして85へ。

振り返ってみると、その過程には一貫して、

「基礎を繰り返す」
「ショートゲームを磨く」
「ラウンドで再現できることを練習する」

という考え方がありました。

良い先生とは「正しいスイングを教える先生」だけではない

20年経った今、私が考える「良い先生」は、単純にスイングをきれいにしてくれる先生ではありません。

もちろん、基本的な技術を教えてくれることは大切です。

でも、それ以上に、

「その人に合ったゴルフを一緒に見つけてくれる先生」

ではないかと思います。

私の場合、

  • 46歳から始めた初心者
  • ゴルフ経験ゼロ
  • 体格や運動能力も特別ではない
  • フェード系の球筋
  • 最初は120~130のスコア

という状態でした。

そこで先生は、いきなり飛距離を求めるのではなく、7番アイアンから始めました。

そして、ショートゲームを重視しました。

私の球筋を見て、無理にフェードを直そうともしませんでした。

さらに、実際のラウンド結果を聞きながら、次の練習課題を決めてくれました。

これが私には合っていたのだと思います。

ゴルフスクールを選ぶなら「自分が何を求めているのか」を考える

これからゴルフスクールを探す方には、まず、

「自分は何を目的にスクールへ通うのか?」

を考えてみることをおすすめします。

例えば、

初心者なら

基本から教えてほしいのか。

クラブの握り方から知りたいのか。

まずはコースデビューできるところまで教えてほしいのか。

スコアアップが目的なら

スイングだけではなく、

  • アプローチ
  • パッティング
  • 傾斜
  • コースマネジメント
  • ルーティン

まで教えてくれる先生なのか。

自分のスイングに悩んでいるなら

「理想のスイング」に近づけるだけではなく、

自分の体格や球筋を見たうえで、必要なところだけ修正してくれる先生なのか。

こうした点も確認してみるといいと思います。

先生との相性も、技術と同じくらい大切だった

実は私は、最初に教えていただいた先生がスクールを退かれた後も、別の先生に付いてスクールを続けました。

新しい先生からも、たくさんのことを教えていただきました。

スイング軌道。

テイクバックの手首の角度。

フォロースルー。

腕の畳み方。

それぞれ意味のある指導だったと思います。

ただ、コースに出ると、どうしても最初の先生の言葉が頭に浮かびました。

「早振りしない」

「ゆったり」

「こう、だから、こう」

「練習でできないことは、コースでできるわけがない」

そして、そこで自分の中に少し混乱が起きることもありました。

最終的には、2013年11月にスクールを辞めることになります。

この経験からも、

技術だけではなく、先生との相性も大切なのだ

と感じています。


46歳から始めた私が、先生選びで学んだこと

ゴルフを始めて20年。

今振り返ると、最初にどの先生を選ぶかは、やはり大切だったと思います。

私の場合は、

46歳の初心者だったからこそ、基本を大切にしてくれる先生と出会えたこと。

そして、

飛距離よりも、7番アイアンとショートゲームを重視してくれたこと。

さらに、

私の体格やスイングを見て、フェード系の球筋を無理に変えなかったこと。

そして、

ラウンド結果を見ながら、次の課題を一緒に考えてくれたこと。

これらが、その後のゴルフに大きく影響したと思っています。

もちろん、100切りや90切り、そしてベスト85まで上達できたのは、先生の指導だけではありません。

自分自身の練習。

ラウンド。

日々のトレーニング。

そして妻や友人たちとのゴルフ。

そうしたものが積み重なった結果です。

それでも、最初にゴルフの土台を作ってくれた先生の存在は、私にとって大きなものでした。


20年経った今も、先生の言葉がゴルフの基準になっている

現在の私は、ゴルフスクールには通っていません。

それでも、ラウンド中にふと先生の言葉を思い出すことがあります。

「ゆったり振る」

「ルーティンを入れる」

「練習でできないことは、コースでできるわけがない」

そして、

「こう、だから、こう」

20年前に教えてもらったスイングのイメージです。

ゴルフは、年齢を重ねても続けられるスポーツです。

私も46歳から始め、現在はエージシュートを目標にしています。

これから再び練習場やショートコースで練習を重ねながら、少しずつゴルフの技術を磨いていきたいと思っています。

そのときも、きっと20年前に教えてもらった言葉が、私のゴルフのどこかに残っているのでしょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました