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宿泊ゴルフとの出会い─全国を巡って見つけた「帰ってくる場所」

宿泊ゴルフ
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2005年、宮古島で見た一枚の景色が、私たち夫婦の人生を少しずつ変えていきました。

46歳でゴルフを始め、スクールで基本を学び、7番アイアンだけでコースデビュー。

やがて私たちは、「宿泊ゴルフ」という新しい旅の楽しみ方に出会います。

プレーを終えたあとは温泉で汗を流し、その土地の料理を味わい、翌朝は澄んだ空気の中で再びティーショットを打つ。

そんな時間を積み重ねるうちに、全国各地のゴルフ場を訪れるようになりました。

その旅の終着点となったのが、栃木県那須町の那須陽光ゴルフクラブです。

ここは私たちにとって、単なるゴルフ場ではありません。

何度でも帰りたくなる、もう一つの「帰る場所」です。

宿泊ゴルフという旅の始まり

2007年 サザンクロスリゾート宿泊予約メール

ゴルフを始めて一年ほど経った頃、私たちは「宿泊しながらゴルフを楽しむ」という新しい旅に挑戦しました。

最初に選んだのは、静岡県伊東市のサザンクロスリゾートでした。

実はこのホテルには、ゴルフを始める前、観光旅行で宿泊したことがあります。

温泉に入り、美味しい食事をいただき、ゆったりと流れる時間を楽しむ。

そんなお気に入りのホテルでした。

「今度はここでゴルフをしてみよう。」

その一言が、私たち夫婦の宿泊ゴルフの始まりになりました。

プレーを終えて温泉へ入り、夕食をゆっくり味わう。

翌朝も急いで帰る必要はありません。

朝食を済ませ、そのままもう一度ラウンドする。

ゴルフだけでなく、その土地で過ごす時間そのものが旅になる。

私たちは、この過ごし方にすっかり魅了されました。

もっとも、当時は2サム保証ではなく、他のお客様との組み合わせになることもありました。

夫婦だけで気兼ねなくプレーしたい私たちは、

「もっと自分たちに合うゴルフ場はないだろうか。」

そう考えるようになりました。

私たちらしい宿泊ゴルフを探して

実際に作成した2009年9月の旅程表・プラン比較表

旅行好きだった私たちは、宿泊ゴルフの計画を立てる時間そのものも楽しんでいました。

私は毎回、Excelで旅程表を作成していました。

新幹線の時刻。

在来線への乗り継ぎ。

送迎バス。

宿泊料金。

プレー料金。

交通費。

移動時間。

これらを何度も組み直しながら、「一番無理なく楽しめる旅」を考えていました。

さらに、交通費まで含めた一覧表を作り、宿泊ゴルフ全体のコストパフォーマンスも比較しました。

今思えば、その頃から私は「旅行を設計すること」自体を楽しんでいたのだと思います。

現地では、ゴルフバッグを宅配便で送り、できるだけ身軽に行動しました。

プレーだけではありません。

温泉。

地元の料理。

観光。

道の駅。

お土産探し。

私たちにとって宿泊ゴルフとは、「ゴルフを理由に旅へ出ること」でした。

小さな提案

送迎時間変更をお願いした実際の書状

宿泊ゴルフを続ける中で、小さな不便に気付くこともありました。

ラフォーレ修善寺では、駅到着から送迎バス発車まで数分しかなく、毎回タクシーを利用していました。

「あと数分だけ遅らせていただければ、多くの利用者が助かるのではないでしょうか。」

そう考え、私は手紙を書きました。

後日、送迎ダイヤは見直されました。

今回改めて確認したところ、その運行時刻は今も続いています。

利用者としての小さな提案でしたが、それが少しでも役立ったことを嬉しく思っています。

全国を巡っても、まだ見つからなかった場所

小浜島カントリークラブの12番ホールは最南端ティーとして知られる

四国。

長崎。

静岡。

宮崎。

福島。

北海道。

小浜島。

どのゴルフ場にも、その土地ならではの魅力がありました。

小浜島では、宮古島で感じた「こんな景色の中でゴルフをしたい」という原点を思い出しました。

北海道では、どこまでも続く雄大な景色に圧倒されました。

四国では、まだ経験不足だった私たちがプレーの遅れから地元の常連さんに追い越されたこともありました。

今では笑い話ですが、あの頃だからこその思い出です。

全国を旅して分かったことがあります。

良いゴルフ場はたくさんある。

でも、「帰りたい場所」は、まだありませんでした。

那須陽光との出会い

初めて訪れたときの「アイランドゴルフリゾート那須」スタートホールEast1番

そんな頃でした。

何度も作り直していた比較表の中で、一つのゴルフ場が何度も候補に挙がりました。

アイランドゴルフリゾート那須。

現在の那須陽光ゴルフクラブです。

数字だけでは決めませんでした。

実際に日帰りで訪れ、

プレーし、

食事をし、

送迎を利用し、

宿泊施設も見ました。

その帰り道。

妻と顔を見合わせて、

「ここ、いいね。」

その一言で決まりました。

2010年年次会員申込書と実際の宿泊ゴルフ予約メール

やがて私たちは年次会員になります。

それは、「お気に入りのゴルフ場を見つけた」というより、「帰る場所を見つけた」という感覚でした。

雪の年越しと206号室

ホテル客室から見た2010年元旦のNorth9番グリーン手前

ホテル客室から見た2013年9月のNorth9番グリーン手前

2009年の年末、ロッジに宿泊したのは私たちだけでした。

静かなロッジのセミナールームに夕食が用意され、二人だけで年の瀬の時間を過ごしました。

翌日は雪の中でのラウンド。

フェアウェイがゆっくり白く染まっていく景色は、今でも忘れられません。

プレー後はホテルへ移動し、大坪シェフのフレンチをいただき、温泉で身体を温めました。

翌朝、元旦。

窓の外は、一面の銀世界でした。

初打ちは中止。

その代わり、ホテルのライブラリーで借りた村上春樹の小説を読みながら、静かな元日を過ごしました。

予定どおりにいかなかった旅でしたが、それも今では大切な思い出です。

人の温かさも、この場所の魅力だった

レストランでの夕食は夕暮れ時に刻々と変化するコースの風景が楽しみだった

ロッジへ宿泊していたある日のことです。

夕食を終える頃、外では突然雨が降り始めました。

ロッジまでは100メートルほど。

歩けない距離ではありません。

すると、レストランで働いていた女性スタッフが、

「いいがら、いいがら。」

そう笑いながら車を出し、ロッジまで送ってくださいました。

ほんの数分の出来事です。

でも、その自然な気遣いは今でも忘れられません。

豪華な設備だけではありません。

こうした人の温かさも、このゴルフ場へ何度も帰りたくなった理由の一つでした。

私たちの206号室

宿泊ゴルフの時に必ず利用するようになった206号室

ロッジにはいくつもの部屋がありましたが、私たちは206号室が一番好きでした。

階段から程よい距離にあり、窓からはコースと那須の景色が広がります。

一度泊まって以来、毎年予約のたびに206号室をお願いするようになりました。

予約担当の兼田さんは、

いつも快く受けてくださいました。

半年前の5月に2019年10月、11月宿泊を予約(206号室希望)

最後の宿泊、そしてまた帰る日まで

2019年11月、晴天と紅葉のコントラストが美しい中での宿泊ゴルフが最後のプレイとなった。

紅葉に包まれたコースでプレーを終えた私は、翌年もまたここへ来るつもりでいました。

その数か月後、新型コロナウイルスが世界を大きく変えます。

旅行は自由にできなくなり、私たちも生活を見直すことになりました。

そして浜松へ移り住んだことで、那須は以前のように気軽に訪れる場所ではなくなりました。

振り返れば、2019年11月が最後の宿泊でした。

もちろん、その時は最後になるとは思ってもいませんでした。

だからこそ、206号室から眺めた景色も、レストランでの夕食も、スタッフの皆さんとの何気ない会話も、すべてが特別な思い出として心に残っています。

ゴルフ場は全国にたくさんあります。

でも、「また帰りたい」と思える場所は、そう多くはありません。

私たちにとって那須陽光ゴルフクラブは、今も変わらず、そんな場所です。

そして、もしもう一度あのコースを歩く日が来るなら――。

その時は兄や友人、家族と一緒に笑いながらラウンドし、できることならエージシュートという目標も、この場所で達成できたらと思っています。

宿泊ゴルフの歩み

ゴルフ場 思い出 予約
2006 サザンクロスリゾート 初めての宿泊ゴルフ 楽天GORAで見る
2007 鳴門カントリークラブ 初めての四国ゴルフ 楽天GORAで見る
ラグーナ・カントリークラブ
(ビンタン島・インドネシア)
初めての海外ゴルフ 楽天トラベルでホテルを見る
箱根園ゴルフ場 初めて路線バスで行った神奈川ゴルフ 楽天GORAで見る
2008 トムワトソンゴルフコース 初めての九州ゴルフ 楽天GORAで見る
ラフォーレ修善寺&カントリークラブ 初めての静岡ゴルフ 楽天GORAで見る
川奈ホテルゴルフコース 大島コース 名門コースの雰囲気を味う 楽天GORAで見る
ラフォーレ白河ゴルフコース 初めての福島ゴルフ 営業休止
2009 ジ・アッタテラスゴルフリゾート 初めての沖縄本島ゴルフ 楽天GORAで見る
アイランドゴルフリゾート那須
(現:那須陽光ゴルフクラブ)
初めての栃木ゴルフ 宿泊レビューはこちら

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2010 クローバー・グリーンズ
(バンガロール)
初めてのインドゴルフ エクスペディアでホテルを見る
2010~ アイランドゴルフリゾート那須
(現:那須陽光ゴルフクラブ)
ホームコースになった年 宿泊レビューはこちら

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2013 小浜島カントリークラブ 初めての小浜島ゴルフ 楽天GORAで見る
トマムゴルフコース 初めての北海道ゴルフ 営業終了

次の記事について

このシリーズは3部構成です。

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