この記事は、那須陽光ゴルフクラブNorthコース9ホールを、私自身のプレー体験をもとに紹介しています。
那須陽光ゴルフクラブは、East、South、Northと3つのコース、併せて27ホールのゴルフ場です。

EastコースとSouthコースは、どちらもクラブハウスの前からスタートしますが、Northコースはクラブハウスを出て右に向かい、駐車場を回るようにしてロッジ脇の橋を渡ったところに休憩所、練習用グリーン、1番ホールがあります。
そして、1番ホールに立つと、右後ろには那須陽光ホテル、左手には池が目に入り、前方に広がる豊かな自然と相まって、このコースが独立したゴルフ場のように感じます。
このゴルフ場では、前半Southスタートであれば、後半はNorthコースとなります。
前半Northスタートであれば、後半はEastというように決まっています。
ある時、Eastスタートで前半ラウンドを終え、クラブハウスへ戻ってきた際、いつもお世話になっているスタッフの方が、「昼食後、Northにすれば早く回れるけど、どうする?」と聞いてきました。
どうやらコンペが入ってSouthコースが混んで遅延気味なのだそうです。
私は、以前からEast→Northで回れないか、と思っていたので、即座にOK。
午後は遅延なく、また初めてのEast→Northラウンドができたという経験があります。
では、East、Southに比べて高低差が大きく、ダイナミックな景観が魅力のNorthコースの紹介です。
那須陽光ゴルフクラブとの出会いや宿泊ゴルフの思い出については、こちらの記事をご覧ください。
🏌️Northコース 1番ホール


2017年4月撮影、フェアウェイ左サイドの池と青空のコントラストが美しく、思わずシャッターを切った一枚です。
ホール概要
Frontティー500ヤード、Par5
クラブハウスを出て、このホールのティーグラウンドに立つと、別のゴルフ場に来たのではないかと思えるような感覚になります。
East、Southとは完全にセパレートされた配置ということもあるでしょうが、少し山岳コースのような景観も影響しているかもしれません。
そんな視覚的な変化を感じつつ迎えるNorth1番ホール。
ティーショットは打ち下ろしですが、セカンドから打ち上げとなるロングホールです。
フェアウェイ全体が左の池方向へ傾斜しているため、左へ打ち出すと転がって池まで届くことがあります(経験者は語る)。
私が毎回意識していたこと
私がこのホールで注意していたのは左サイドです。
ティーグラウンドからも、フェアウェイが池方向に傾斜しているのがわかります。
落としどころによっては傾斜で左サイドのバンカー、そして池ポチャもありえます。
狙い目は、フェアウェイ右サイド。多少右へ出ても、斜面で跳ねてフェアウェイへ戻ってくることもあります。
セカンドショット
セカンドは、前上がりの打ち上げとなるので、少し右方向へセットしコンパクトなスイングを心掛けていました。
フェアウェイキープなら5番FWで。
左サイドに外れた場合はライの状況を確認して、行けそうだったら5番FW。
くぼみに落ちていたら5番か7番アイアン。
いずれもスイングはコンパクトに。
打ち上げの影響で顔上げが早く大振りするとダフリやトップになりやすいので注意が必要です。
サードショット
天気が良ければ、この辺りまでカートで乗り入れられるため、急な登りも負担なく移動できます。
ピンポジションによってはピンが見えないので、カートに掲示されている情報を確認します。
左足上がりのため、番手を1つ上げて、花道方向へコンパクトに手前から攻めるイメージで。
グリーン攻略
グリーンは受けているので、ピンポジションの手前に止めたいところです。
このホールは打ち下ろしの後に、急な打ち上げとなっているため、ボールがグリーン奥に残った場合には、
パッティングがグリーン奥からとなり、傾斜に加え、砲台グリーンなのかと思ってしまうほど視覚的な変化があり、パットに悪影響を与えかねません。
景色の変化に惑わされないためにも、手前から攻めたいところです。
このホールの印象
ライの変化とともに視覚的な影響を受けやすいホールという印象があります。
ティーショット時に見えるフェアウェイの左傾斜。
セカンド、サードと急な打ち上げ。
グリーン奥からのパッティング時の景色の変化。
このホールは視覚的な変化に対して、影響を受けずに練習通りのスイングができたかどうかが問われたホールでした。
・景観 ★★★★★
・難易度 ★★★★☆
・好き度 ★★★★☆
・初心者おすすめ ★★☆☆☆
🏌️Northコース 2番ホール


2017年4月撮影、那須高原の雄大な景観を堪能できるNorth2番ティーグラウンド
ホール概要
Frontティー305ヤード、Par4
このティーグラウンドが、このゴルフ場で一番高い場所ではないかと思わせるような、那須高原の雄大さを感じることができる打ち下ろしのミドルホール。
両サイドに池があるので、その時のスイングのクセも参考に番手を選んでいました。
ミスショットでフェアウェイを左に外すと、起伏のあるラフが広がっているのでセカンドが難しくなります。
フェアウェイをキープできれば、セカンド地点は比較的平坦で、距離もそれほど残らないため、2オンを狙いやすいホールです。
私が毎回意識していたこと
私が一番注意していたのは右サイドの池です。
打ち下ろしで距離が出るホールなので、「今日は飛ばせそうだ」という気持ちになりがちですが、それが一番危険でした。
ドライバーでスライスする悪いクセが出ていると感じた日は、迷わず5番FWや5番アイアンを選択。
ドライバーを使う場合でも、風に流されることを考え、コンパクトなスイングを心掛けていました。
セカンドショット
フェアウェイをキープできていれば、セカンドは得意なAWで花道方向を狙います。
グリーンに向かって緩やかな打ち上げになっているため、距離感よりもヘッドアップしないことを意識していました。
風に押し戻されてバンカーに入ることもありましたが、その時は「ボギーで十分」と気持ちを切り替えていました。
グリーン攻略
グリーンは全体的に受けているので、基本は手前から攻めます。
ただし、グリーン奥中央から左右へうねるような傾斜があるため、奥にピンが切られている日は距離感が非常に難しくなります。
真っすぐ打ったつもりでも、最後に左右へ切れてしまい、3パットになることもありました。
このホールの印象
North2番は、那須陽光ゴルフクラブの中でも特に景色が印象に残るホールです。
ティーグラウンドから見渡す那須高原の雄大な景色は、何度訪れても思わず立ち止まって眺めたくなります。
一方で、その開放感とは裏腹に、風や池、打ち下ろしという視覚的なプレッシャーもあり、ティーショットでは意外と神経を使いました。
距離だけを見ればバーディーチャンスのあるサービスホールですが、景色に見とれて気持ちが緩むと、思わぬミスショットが出ることもあります。
美しい景色と適度な緊張感、その両方を味わえるNorthコースらしいホールでした。
・景観 ★★★★★
・難易度 ★★☆☆☆
・好き度 ★★★★☆
・初心者おすすめ ★★★☆☆
🏌️Northコース 3番ホール


2017年4月撮影、桜が満開のこの季節は、その美しさについ見とれてしまいプレーの進行もゆっくりになるNorth3番ホール
ホール概要
Frontティー129ヤード、Par3
4月になると、グリーン奥の桜が満開になり、このホールはまるで桃源郷のような景色に包まれます。
あまりの美しさに見とれてしまい、ついプレーの進行がゆっくりになってしまうこともありました。
視覚的なプレッシャーは少なく、私が一番得意だった7番アイアンとも相性が良く、比較的バーディーを取ることが多かったホールです。
私が毎回意識していたこと
私が一番注意していたのは、左手一つ手前のバンカーです。
ティーショットは、得意な7番アイアンでいつものリズムを崩さず、練習通りにスイングすることだけを考えていました。
また、先生からは
「ショートホールは無理にピンを狙わず、手前から攻めること。」
と何度も教わっていました。
ピンをオーバーすると、パッティングではティーグラウンド方向を向くことになり、景色が一変します。
視覚が変わると距離感も狂いやすいので、いつもピンより手前へボールを運ぶことを心掛けていました。
グリーン攻略
グリーンは比較的素直ですが、右手前のガードバンカーはアゴが高いため注意が必要です。
狙いどころはグリーン手前から中央。
ピンが右奥に切られている日は、中央付近から緩やかに下っているため、パットが強すぎるとグリーンをこぼしてしまうこともありました。
手前から攻め、2パットで確実にパーを取る。
そんな気持ちでプレーしていました。
このホールの印象
相性の良かったホールだからなのか、桜の季節になると、「またこのホールに帰ってきたな」と、どこかホッとする気持ちになりました。
Northコースは変化のあるホールが続きますが、この3番だけは穏やかな空気が流れています。
桜を眺めながら深呼吸をして、得意な7番アイアンでいつものスイングをする。
私にとってNorth3番は、スコアだけでなく、季節の移ろいを楽しめる特別なホールでした。
・景観 ★★★★★
・難易度 ★☆☆☆☆
・好き度 ★★★★★
・初心者おすすめ ★★★★★
🏌️Northコース 4番ホール


2017年10月撮影。打ち下ろしから急な打ち上げへ。Northコース屈指の難ホールを、グリーンからティーグラウンド方向へ振り返って撮影。
ホール概要
Frontティー380ヤード、Par4
3番ホールで桜を眺めながらホッとしたのも束の間。
この4番は、打ち下ろしから始まり、セカンドはハザード越え、そして最後は急な打ち上げとなる、Northコース屈指の難しいミドルホールです。
ティーグラウンドに立ち、ヤーデージ表示と目の前の壁のような上りを見た瞬間、
「ここは3オン2パットで十分。」
と、自分に言い聞かせていました。
私が毎回意識していたこと
私が一番注意していたのは右サイドです。
右へ行き過ぎると傾斜を転がって池へ(経験者は語る)。
かといって左へ引っ掛ければ、
「カーン、コーン……。」
木に当たる音だけが響きます(経験者は語る)。
調子が良い日は左バンカー越えを狙い、傾斜を転がしてハザード手前まで運べることもありました。
一方、安全に行くなら右バンカー方向。
コンパクトに振ればフェアウェイをキープしやすくなります。
セカンドショット
セカンド地点に立つと、目の前にはハザード、その先には壁のような急な上り。
この景色だけでも十分プレッシャーを感じます。
ティーショットがハザード手前まで運べていれば、7番アイアンで刻み、サード勝負。
右バンカー方向へフェアウェイキープできていれば、5番FWで谷を越え、上り坂の中腹を狙っていました。
サードショット
ミドルホールですが、私はティーグラウンドに立った時、スリーオンを想定していましたので、サードショットも含めて考えていました。
セカンドショットがうまくいけば、登りのフェアウェイ中腹辺りからのサードショットになります。
左足上がりの急傾斜。
こんな時は先生の教えです。
「番手は一つ上げる。」
「短く持つ。」
「傾斜に逆らわず、コンパクトに。」
無理にピンを狙わず、とにかくグリーンオン。
このホールでは、その考え方が一番スコアにつながりました。
グリーン攻略
このグリーンは、中央から右手前のエリアが大きくくぼんでいます。
ピンポジションが中央から左側であれば、グリーンは受けているので、手前から攻めるのが良いです。
中央奥から右側にピンポジションがある場合は、難しいパッティングとなります。
このホールの印象
相性の良い3番ショートで桜を眺めながらゆったりした気分になったあと、この4番のティーグラウンドへ立つと、一気に緊張感が戻ってきます。
「刻もう。」
そう思っているのに、目の前の打ち下ろしを見ると、
「ナイスショットならハザード近くまで飛ぶかもしれない。」
そんな期待が顔を出します。
ゴルフとは本当に不思議なものです。
理性では刻もうとしているのに、心は飛ばしたがっている。
North4番は、そんな自分との戦いを何度も経験したホールでした。
だからこそ、想定通り3オン2パットでボギーにまとめられた時の達成感は、とても大きかったことを覚えています。
・景観 ★★★★★
・難易度 ★★★★★
・好き度 ★★★★★
・初心者おすすめ ★☆☆☆☆
☕ コラム Northコースの写真が少なかった理由

2017年4月撮影。桃源郷のような美しい景色に見惚れたNorthコース。
那須陽光ゴルフクラブ(旧アイランドゴルフリゾート那須)で最初に日帰りプレーをしたのは2009年4月。
そして、初めて宿泊ゴルフを楽しんだのが2009年9月でした。
翌2010年には年次会員となり、2019年11月まで、100回以上このゴルフ場でプレーしています。
今回、コース紹介の記事を書くために、その頃の写真を一枚一枚整理していて、不思議なことに気付きました。
Northコースだけ、写真がほとんど残っていなかったのです。
最初は、「たまたまかな」と思いました。
ところがコースレイアウトを見返しながら記事を書いているうちに、その理由が分かりました。
私たちは宿泊ゴルフの時、Northコースを後半に回ることがほとんどだったのです。
Eastコースは、初日のスタートになることが多く、まだ体力にも気持ちにも余裕があります。
前の組を待つ間に景色を眺めたり、季節を感じたり、「この景色は残しておこう」とカメラを取り出す時間がありました。
ところがNorthコースは違います。
後半になると、ボールを追いかけ、スコアを気にし、林から出し、また次のショットへ。
写真を撮る余裕など、ほとんどありません。
今になって振り返ると、それだけゴルフに夢中になっていたのでしょう。
そんな中でも、不思議と残っていた写真があります。
それは、桜が満開のNorth3番や、那須高原を一望できる景色など、プレーよりも思わず立ち止まって眺めた風景でした。
きっと当時の私は、スコアを気にしながらも、その美しさには足を止めていたのでしょう。
写真フォルダを見返していると、写っているのは景色だけではなく、その頃の自分の気持ちまで、一緒に残っているような気がしました。
🏌️Northコース 5番ホール

ホール概要
Frontティー330ヤード、Par4
Northコース屈指の難ホールだった4番を終えると、この5番ではまっすぐに伸びたフェアウェイが迎えてくれます。
打ち下ろしのドラコン推奨ホールで、ティーグラウンドに立っても圧迫感はほとんどありません。
目の前のハザードも打ち下ろしのため、それほど気にならず、気持ちよくドライバーを振りたくなるホールです。
ただし、フェアウェイ右サイドには立木があり、右へ曲げるとセカンドでグリーンを狙いにくくなります。
私が毎回意識していたこと
私がこのホールで特に注意していたのは右サイドです。
立木に加え、カート道があり、ここでボールが跳ねてしまうとOBになりかねません。
仮に左へ曲げてバンカーに入ってしまったら、
「ここは無理せず3オンで。」
と気持ちを切り替えていました。
ドラコン推奨ホールだからといって、飛距離よりも次のショットを打ちやすい場所へ運ぶことを優先していました。
セカンドショット
グリーンに向かって緩やかな打ち上げになっています。
フェアウェイは一見平坦に見えますが、意外とアンジュレーションがあり、ボールのライによってクラブ選択や打ち方を変える必要がありました。
また、グリーン手前にはアゴの高いガードバンカーがあります。
ティーショットが十分に飛ばなかった時は、無理に2オンを狙わず、バンカー手前まで刻んで3オン狙い。
この判断がスコアをまとめるポイントだったように思います。
グリーン攻略
二段グリーンになっているので、ピンポジションによって攻め方は変わります。
グリーン左手前であれば、花道から攻めるイメージで。
グリーン奥であれば、グリーン中央から急な登りになるため、手前にボールがあるときは距離感が難しくなりますが、ボールを放る動作で距離感を掴んで。
今でも忘れられない一打があります。
ピンはグリーン中央手前。
ティーショットがうまくいったので、思い切ってガードバンカー越えの2オンを狙いました。
ボールがアゴ近くのカラーへ落ちた瞬間、
「しまった、バンカーだ。」
そう思いました。
ところが、
コロ……
コロ……
と転がり始め、そのままピンそば20cmで止まったのです。
「ナイスショット!」というより、
「助かった……。」
そんな気持ちの方が強く残っています。
このホールの印象
難しい4番ホールのあとということもあり、この5番ではティーグラウンドに立った瞬間から気持ちが少し楽になりました。
ドラコン推奨ホールでもあるため、ドライバーを気持ちよく振れる数少ないホールです。
一方で、フェアウェイのアンジュレーションやグリーン手前のガードバンカーなど、気を抜くと簡単にはパーを取らせてもらえません。
それでも、このホールでは得意な7番アイアンでセカンドを打てることが多く、積極的に2オンを狙うこともしばしばありました。
良い結果と悪い結果がはっきり分かれましたが、それだけチャレンジする楽しさを感じられたホールでもありました。
・景観 ★★★★☆
・難易度 ★★☆☆☆
・好き度 ★★★★☆
・初心者おすすめ ★★★★☆
🏌️Northコース 6番ホール


2017年4月撮影。フェアウェイ右サイドに咲く桜と雲一つない青空のコントラストに感動し撮った一枚。
ホール概要
Frontティー357ヤード、Par4
谷越え右ドッグレッグ、右サイドにグリーンまで伸びるクリークありのミドルホールです。
このホールは、ティーグラウンドから見える風景とセカンド地点から見える風景が様変わりする記憶に強く残っているホールです。
右サイドにはクリークがグリーン手前まで伸びていますが、左サイドは傾斜のあるラフになっています。
私が毎回意識していたこと
フェアウェイまではFW5番でも十分届く距離です。
それでも谷越えの景色を見ると、不思議と「ドライバーで思い切り打ちたい」という気持ちになっていました。
私が特に注意していたのは右サイドのクリークです。
石がゴロゴロしているので、ここに落とすとアンプレヤブルとなることも。
ドライバーでしっかりと打ちたい気持ちと、クリークに落としたくないという気持ちが常にせめぎあっていました。
セカンドショット
セカンド地点に立つと、ティーグラウンドから見えていた景色とはまるで別世界。
深い緑に囲まれた静かなグリーンが目の前に現れます。
ティーショットが上手くいってフェアウェイキープできた時、このグリーンの風景を見て、少し緊張していた体と心が和らぐ感覚がありました。
グリーンまでは緩い打ち上げになっているので、ヘッドアップに注意しながらセカンドショットは得意な7番アイアンで花道からグリーン中央狙いで。
グリーン左手前のガードバンカーはアゴが高く、グリーンまで距離があるので注意です。
グリーン攻略
グリーンは左右にポテトチップスのようにうねりがあります。
ピンポジションが中央から右サイドなら比較的ラインは読みやすく、2パットで収まることが多かったです。
グリーン奥にあると、強めのパットは下ったグリーンを転がりラフまで行ってしまうことも。
グリーン左手前のガードバンカーから何とかカラーまで運び、「助かった」と思った次のパット。
奥のピンを狙って少し強めに打ったボールは、そのままグリーンを越えてラフまで転がっていきました。
このホールの印象
ティーグラウンドでは谷越えの景色にプレッシャーを感じ、
セカンド地点では一転して深い森に包まれた静かなグリーンが迎えてくれる。
同じホールなのに景色の印象がここまで変わるホールは、Northコースでも珍しかったように思います。
視覚的な変化にうまく対応できるかどうかが、スコアメイクを左右するホールでした。
・景観 ★★★★☆
・難易度 ★★★★★
・好き度 ★★☆☆☆
・初心者おすすめ ★☆☆☆☆
🏌️Northコース 7番ホール


2017年4月撮影。この日は天気が良くグリーン奥に咲く桜と青空のコントラストが美しい。
ホール概要
Frontティー139ヤード、Par3
3番ホールと並んで、桜が美しい開放感あふれるショートホールです。
春にはグリーン奥の桜が咲き誇り、Northコースらしい穏やかな景色が広がります。
距離はFrontティー139ヤードですが、不思議とヤーデージ以上の距離を感じるホールでした。
EastコースやSouthコースのショートホールのような打ち下ろしではなく、フラットに近い景観だからかもしれません。
私が毎回意識していたこと
ティーショットは得意の7番アイアン。
コンパクトにピン手前を狙うことを考えていました。
私の場合、このホールでは左へのミスはほとんどありませんでした。
仮に右へ打ち出しても、斜面に当たってグリーン方向へ戻ってくることもありました。
グリーン手前のバンカーに入っても、アゴは低いのでリカバリーはできました。
グリーン攻略
手前から攻めることを考えていました。
グリーンは受けているので、ピン手前に落とすことができればバーディーチャンスになります。
一方、グリーン奥にはグラスバンカーがあり、オーバーすると返しのアプローチが難しくなるため、最後まで「手前から攻める」を意識していました。
このホールの印象
3番、6番、そしてこの7番ホール。
Northコースには桜が美しいホールが点在していて、4月は景観という意味では一年で最も魅力的な季節かもしれません。
Eastコースには春の新緑や秋の紅葉という印象があり、Southコースは戦略性を意識しながらラウンドしていました。
それに対してNorthコースでは、雄大な景色や桜を眺めながら、どこかのんびりプレーしていた記憶が残っています。
だからなのか、このコースではスコアよりも景色の印象の方が強く心に残っています。
・景観 ★★★★★
・難易度 ★☆☆☆☆
・好き度 ★★★★★
・初心者おすすめ ★★★★★
☕ コラム 思い出のボールマーカー
ゴルフバッグのポケットを整理していたら、これまで訪れたゴルフ場のボールマーカーがいくつか出てきました。

初めて宿泊ゴルフをしたサザンクロスリゾート、現在、那須陽光ゴルフクラブとなっているチャーミングリゾート時代、アイランドゴルフリゾート那須時代のボールマーカー
その中でも、思わず手を止めて見入ってしまったのが、この3つです。
- サザンクロスリゾート
- チャーミングリゾート
- アイランドゴルフリゾート那須
どれも、私にとって宿泊ゴルフの思い出が詰まった大切なボールマーカーです。
初めての宿泊ゴルフ
一つ目の「サザンクロスリゾート」は、2006年にゴルフを始めて約1年後、初めて宿泊ゴルフを体験した静岡県のゴルフ場です。
「宿泊しながらゴルフを楽しむ」というスタイルの楽しさを教えてくれた、思い出深いゴルフ場でした。
那須陽光ゴルフクラブになる前
二つ目は「チャーミングリゾート」。
現在の那須陽光ゴルフクラブが、まだチャーミングリゾートという名前だった頃のボールマーカーです。
2009年4月、初めてこのゴルフ場を日帰りで訪れた時に使っていたものだと思います。
三つ目は「アイランドゴルフリゾート那須」。
こちらは2009年9月、初めて宿泊ゴルフで訪れた時のものではないかと思います。
この3つを手に取ると、当時お世話になったスタッフの皆さんの笑顔や、宿泊ゴルフの楽しかった時間が次々と思い出され、自然と感謝の気持ちが込み上げてきました。
年次会員の記念ボールマーカー

フレンドリーという年次会員になった際頂いたと思われるアイランドゴルフリゾート那須の特製ボールマーカー
さらに机の引き出しを整理していると、ケースに入ったアイランドゴルフリゾート那須の特製ボールマーカーが2個出てきました。
これは2010年に「フレンドリー」という年次会員になった時に記念としていただいたものだと思います。
このボールマーカーを見ると、「いよいよホームコースができた」という当時の嬉しさまで思い出します。
それから2019年11月まで約10年間。
私はこのゴルフ場をホームコースとして、何度も宿泊ゴルフを楽しみました。
コロナで止まった時間
2020年も年が明けるとすぐに年次会員を更新し、9月までの宿泊ゴルフも予約していました。
しかし、新型コロナウイルスの流行により、予約していた宿泊ゴルフはすべてキャンセル。
その後、浜松への移住を決めたこともあり、このゴルフ場を予約することはなくなりました。
2018年には名称が現在の「那須陽光ゴルフクラブ」へ変わりました。
それでも私の心の中では、このゴルフ場は今でもアイランドゴルフリゾート那須です。
そして、このボールマーカーを見るたびに、
「あの頃は本当に楽しかったな。」
そんな気持ちになります。
🏌️Northコース 8番ホール

ホール概要
Frontティー317ヤード、Par4
ティーグラウンドに立つと、7番ホールの開放感ある風景とは裏腹に、深い森の中にある森林コースを思い起こさせる打ち下ろし、左ドッグレッグのミドルホールです。
フェアウェイ両サイドにせり出した木々と、右サイドの池が、視覚的に窮屈な印象を与えます。
ホワイトティーは左右2か所に設置されていて、プレー日によって使用するティーグラウンドが変わります。
右サイドであれば、左ドッグレッグは気になりませんが、左サイドになると、左サイドの立木が視界に入り、狙いどころを意識させられます。
フェアウェイは広めですが起伏があります。
距離が短いので刻む余裕があれば十分パーも可能です。
私が毎回意識していたこと
ティーショットを打ち出す空間が視覚的に狭く、両側OBであるというプレッシャーを感じていました。
一方で、距離が短めであること、打ち下ろしであることから、刻んでもツーオンできると考えていたことも事実です。
そして、ティーグラウンドの位置に関係なく、ティーショットはドライバーではなく5番FWを使うことを考えていました。
セカンドショット
ティーショットでフェアウェイキープができれば、得意な7番アイアンを使ってツーオンを狙います。
ボールの落としどころによっては、フェアウェイの起伏の影響がでてくるため、ライをしっかりと確認しながら、コンパクトなスイングを心掛けていました。
グリーン攻略
ピンポジションに対して、手前を狙っていました。
基本的にグリーンは受けていますが、中央手前のバンカー近くにはマウントがあるため、マウンドを越えるパットになると距離感が難しく、強すぎれば奥へ、弱すぎれば戻されることもあります。
このホールの印象
7番ホールが開放的だったのに対し、このホールは窮屈な印象があり、その景観の変化が、このホールでのティショットの判断に影響を与えていたように思います。
このホールは、距離よりもティーショットの判断が大切なホールでした。
「飛ばす」よりも「刻む」と決めていたからこそ、気持ちに余裕が生まれ、Northコースの中では比較的スコアをまとめやすかったように思います。
・景観 ★★★☆☆
・難易度 ★★★☆☆
・好き度 ★★★☆☆
・初心者おすすめ ★★★☆☆
🏌️Northコース 9番ホール


2013年9月撮影。ホテルの客室から見た雄大な那須高原と緑豊かなNorth9番ホール。
ホール概要
Frontティー463ヤード、Par5
Northコース最終ホールは、一日の締めくくりにふさわしい打ち下ろしのロングホールです。
フェアウェイは広く、ほぼ真っすぐ。
左奥には那須陽光ホテル、右には池が配置され、天気の良い日は青空とのコントラストが美しく、リゾートゴルフらしい開放感を味わえます。
このホールに来ると、2009年年末から2010年元旦にかけての雪景色を思い出します。
大晦日は雪が降り始める中でのラウンド、そして、新しい年を迎えた元日、気持ち新たにゴルフができるとはやる気持ちを抑えてカーテンを開けると、この9番ホールは雪一色。
結局ゴルフはできませんでしたが、その雪景色も今では忘れられない思い出です。
私が毎回意識していたこと
このホールでは、絶対ドライバーで豪快に飛ばしたい、と思っていました。
たとえミスショットになったとしても、やらずに後悔するより、やって後悔したほうがいい!
ミスショットが出ることもありましたが、気持ちよく振り抜くことができた時の爽快感を味わいたくて、ティショットに臨んでいました。
セカンドショット
フェアウェイキープできていれば、セカンドショットは5番FW。
この広々としたフェアウェイを独り占めしたような感覚があって、広いフェアウェイに乗り入れたカートと一緒に進んでいく時間が、とても好きでした。
ナイスショットしたときの音、そして弾道は、今でも明確に思い出すことができます。
サードショット
サード地点にくると、傾きつつある太陽と、長く伸び始めた木々の影を感じつつ、「もう今日一日のプレーが終わるんだな」という寂しい気持ちが湧いてきます。
そして、最後はしっかりグリーンオンしてパットを決めよう、と思いを新たにしていました。
サード地点からは花道に向かってフェアウェイが少し狭くなり、右方向へ曲がっています。
そして右サイドには池があります。
サード地点までは、ほとんどストレスなく来ることができましたが、ピンポジションがグリーン右サイドにあるときはプレッシャーを感じます。
ピンポジションにかかわらず、得意なAWでグリーン中央を狙っていました。
グリーン攻略
グリーンは、左手前から右奥にかけて傾斜がありますが、中央から奥に向かってマウンドがあり、ここを超えるパットは距離感、方向ともに把握するのが難しくなります。
マウンドを越えるパットさえ残さなければ、比較的2パットでまとめやすいグリーンでした。
このホールの印象
独立した別のゴルフ場でプレーしたような感覚で8番ホールまで回り、そして迎えた最終9番ホールは、このホールでリゾートゴルフが完結する、と思わせるほど、景観、難易度、すべて好きなホールでした。
また、プレーしなくても、那須陽光ホテルに宿泊した際は、少し高い窓から眺めるこのホールの景観が特に好きで、飽くこともなく眺めていました。
雪景色を見ることができたのも幸運でした。
このホールで最後のパットを沈め、ピンを戻し、グリーンをあとにするとき。
私たちはいつも二人でコースへ向かって一礼していました。
「今日も楽しい一日をありがとうございました。」
そんな気持ちが、自然と出ていたのだと思います。
・景観 ★★★★★
・難易度 ★★★★★
・好き度 ★★★★★
・初心者おすすめ ★★★★★
Northコース全体をもう一度見てみませんか?
この記事では、12年間プレーした経験をもとにNorthコースを紹介しました。
私自身、この記事を書く際には楽天GORAのドローンギャラリーの動画を何度も見返しながら、当時の記憶と照らし合わせました。
空撮映像を見ると、
- ホール全体の高低差
- フェアウェイの広さ
- グリーン周辺の形状
がとても分かりやすく、これからプレーされる方には特に参考になると思います。
記事後記
この記事を書き始めた頃は、「27ホールを紹介するだけ」のつもりでした。
ところが、2009年から2019年まで撮りためた写真を見返し、予約メールを読み返し、ボールマーカーを手に取りながら当時のことを思い出しているうちに、単なるコース紹介ではなく、私自身の10年間を振り返る時間になっていました。
Eastコースでは、先生に教わったことを忠実に実践しようと努力していたこと。
Southコースでは、昼食の生ビールに負けて、自分自身と戦っていたこと。
そしてNorthコースでは、美しい景色を眺めながら、宿泊ゴルフの楽しさを心から味わっていたこと。
どのコースにも、その時々の思い出が残っていました。
2020年、新型コロナウイルスの流行をきっかけに宿泊ゴルフは途絶え、その後、浜松へ移住したことで、このゴルフ場を訪れる機会もなくなりました。
それでも、このシリーズを書き終えた今、改めて思うことがあります。
「また妻と二人で、このコースを歩いてみたい。」
いつになるかは分かりません。
でも、その日が来たら、きっと最後の9番グリーンを歩き終えたあと、昔と同じように二人でコースへ向かって一礼するのだと思います。
那須陽光ゴルフクラブで過ごした時間は、私たち夫婦にとって、かけがえのない思い出です。
そして、この長い記事を最後まで読んでくださった皆さま、本当にありがとうございました。


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