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空海・道元・親鸞に学ぶゴルフのセルフマネジメント|心を整え、今の一打に集中する

ゴルフ上達
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ゴルフは技術だけでは上達しない

ゴルフを再開して、改めて感じることがあります。

ゴルフは、スイングの技術だけで上達するものではない。

もちろん、正しい身体の使い方を身につけたり、クラブを正しく振ったりすることは大切です。

しかし、コースに出ると、

「ここは飛ばしたい」

「ここでパーを取りたい」

「さっきのミスを取り返したい」

「もう90を切れないかもしれない」

など、いろいろな思いが出てきます。

そして、そうした気持ちが身体の動きにも影響します。

力んだり、急いだり、無理なショットを選んだりする。

そこで最近、ゴルフのセルフマネジメントについて考えるようになりました。

きっかけになったのが、以前から読んでいる日本の仏教思想です。

空海、道元、親鸞。

それぞれ思想も生きた時代も違いますから、もちろんゴルフのための教えではありません。

ただ、彼らの思想を私なりにゴルフに置き換えてみると、面白い共通点が見えてきました。

それは、

整える → 行う → 手放す

という流れです。


空海――まず自分を整える

空海の思想でよく知られているものの一つに、「身・口・意」があります。

密教では、身体、言葉、心を通して仏の世界に近づいていくという考え方があります。

これをゴルフに置き換えてみると、

  • =身体、姿勢、アドレス、スイング
  • =自分にかける言葉、ルーティン
  • =狙い、意識、心

と考えることができます。

例えば、ティーショットを打つとき、

「右に行ったらどうしよう」

「飛ばさなければ」

「ここはパーを取らなければ」

と頭の中で考えながら、身体は力んでいる。

これでは、身体と心が同じ方向を向いていません。

そこで、

狙いを決める → アドレスを整える → いつものルーティンを行う → 打つ

という流れを作る。

私はこれを、ゴルフにおける「身・口・意を整える」という感覚で捉えてみたいと思っています。

そして、これは練習にも通じます。

スイングを頭だけで理解しようとするのではなく、身体そのものを整えていく。

最近、私自身もシャドースイングや四股、腕振りなど、身体の動きを整えることを意識するようになりました。

ゴルフ上達というと、どうしても「どこをどう動かすか」という技術に目が向きます。

しかし、その前に、

今の自分の身体を整える。

ということも、大切なのではないでしょうか。


道元――目の前の一打を行う

三人の中で、ゴルフとの結びつきを最も感じやすいのが道元かもしれません。

道元の「只管打坐」は、文字通りには「ただひたすら坐る」という禅の実践です。

もちろん、坐禅とゴルフスイングを同じものと考えるわけではありません。

ただ、

結果を求めるために今の行為をするのではなく、今行っていることそのものに集中する

という方向で考えると、ゴルフにも通じるものがあるように思います。

例えば、350ヤードのパー4。

ティーショットを打つ前から、

「ここでナイスショットすれば残り100ヤード」

「パーを取ればスコアが縮まる」

「今日は90を切れるかもしれない」

などと考えてしまう。

しかし、本当に今やるべきことは何でしょうか。

風を見る。

ライを考える。

狙いを決める。

クラブを選ぶ。

アドレスする。

そして、一打を打つ。

それだけです。

まだ打っていない一打の結果まで、先に考える必要はない。

私はこれが、コースマネジメントにもつながると思っています。

「パーを取るためのショット」ではなく、

「今の状況で、次の一打を打ちやすくするショット」

を考える。

そうすると、コースの見え方も変わってきます。


親鸞――結果への執着を手放す

そして、ゴルフにおいて意外に大きな意味を持つのが、親鸞の思想ではないかと思います。

親鸞は、自分の力だけで悟りに到達しようとする「自力」に対して、阿弥陀仏の本願にまかせる「他力」を説きました。

これをそのままゴルフに当てはめることはできません。

しかし、ゴルフをしていると、

「自分の力で何とかしなければ」

という気持ちが、かえってミスを生むことがあります。

例えば、ティーショットを林に打ち込んでしまった。

「ここで取り返さなければ」

と思って、木の間を抜く難しいショットに挑戦する。

そして、さらにトラブルになる。

こんな経験は誰にでもあるのではないでしょうか。

そんなとき、

今の結果は、もう変えられない。

と受け入れる。

そして、

今の自分にできる最善の一打を選ぶ。

これも一つの「手放す」という考え方だと思います。

もちろん、努力をしないということではありません。

練習はする。

身体も整える。

技術も磨く。

コースマネジメントも考える。

そのうえで、

結果まで自分の力で完全に支配しようとしない。

これが、ゴルフでは意外に重要なのではないでしょうか。


三人の思想をゴルフに置き換えると

ここまでを私なりに整理すると、次のようになります。

空海

自分を整える

身体、心、言葉、ルーティンを整えて、ショットを打つ準備をする。

道元

今の一打を行う

まだ来ていない結果を考えすぎず、目の前の一打に集中する。

親鸞

結果を手放す

できることをしたら、その結果を完全に支配しようとしない。

つまり、

整える → 行う → 手放す

です。

そして、次の一打では、また「整える」に戻ります。


これはコースマネジメントにも使える

例えば、残り180ヤード。

以前の自分なら、

「ここは5番ウッドでグリーンを狙おう」

と考えるかもしれません。

しかし、今の身体の状態、今日のショットの調子、ライ、風、ハザードなどを考える。

180ヤードを無理に狙わなくても、90ヤード残して次を打てばいい。

そう考えると、

「今の一打で何ヤード飛ばすか」ではなく、「次の一打をどう楽にするか」

という発想になります。

これは、スコアを縮めるうえでも大切な考え方でしょう。

特に年齢とともに飛距離が落ちてくると、若い頃と同じゴルフを続けることは難しくなります。

だからこそ、

今の自分の身体と技術を基準に、コースを組み立てる。

ことが大切になってきます。


66歳でゴルフを再開した今、考えること

私は一度ゴルフから7年間離れていました。

再開してみると、以前できていたことが、そのまま今もできるわけではありません。

ドライバーの飛距離も以前より落ちています。

身体の動きにも変化があります。

最初は、昔の自分を基準にしてしまうところがありました。

特に、ゴルフを始めたときに7番アイアンを中心にスイングを作った経験があるため、どうしても7番アイアンに意識が向きます。

しかし最近は、少し考え方が変わってきました。

AWのクォーターショットから始めて、ハーフ、フルへ。

そして7番アイアンのハーフへ。

小さなショットから身体の動きを確認していく。

AWのクォーターショットでは、昔の先生に言われた、

「フィニッシュで3秒そのまま」

という言葉を思い出しました。

そうすると、昔のスイングを無理に取り戻そうとするのではなく、

今の自分の身体で、今できるゴルフを作っていく

という気持ちになってきました。

これは、今回考えた「整える → 行う → 手放す」という考え方にもつながっています。


「90を切る」ことよりも大切なこと

もちろん、私は90を切りたいと思っています。

ゴルフを再開した以上、スコアを良くしたい。

これは自然な気持ちです。

ただ、

「90を切らなければ」

と思いすぎると、目の前の一打がおろそかになることがあります。

そこで最近は、

90を切るために一打を打つのではなく、一打一打を丁寧に積み重ねた結果として90を切る。

という考え方のほうが、自分には合っているのではないかと思っています。

これはゴルフだけの話ではないかもしれません。

結果を目標として持つことは大切です。

しかし、結果を直接コントロールすることはできません。

自分がコントロールできるのは、

準備すること。
その場で判断すること。
一打を打つこと。
そして、結果を受け入れること。

です。


まとめ――ゴルフも「日日是好日」

空海からは、自分を整えること

道元からは、今の行為に集中すること

親鸞からは、自分の力だけで結果を支配しようとせず、結果を手放すこと

私は、この三つをゴルフのセルフマネジメントとして考えてみたいと思います。

整える。
今の一打を行う。
結果を手放す。

そして、次の一打へ。

ゴルフでは、どんなに良いショットを打っても、次の一打があります。

ミスショットをしても、次の一打があります。

だからこそ、

一打ごとに、また始めればいい。

そう考えると、ゴルフそのものが少し違って見えてきます。

スコアだけを追いかけるのではなく、今日の一打を楽しむ。

そして一日を終えたとき、

「今日は今日で、よい一日だった」

と思える。

そんなゴルフができれば、66歳からのゴルフも、まだまだ面白くなりそうです。

日日是好日。


スマホを使って、ゴルフと思想を身近にする

今回、空海・道元・親鸞の思想をゴルフのセルフマネジメントに結びつけて考えてみました。

私自身、こうしたことを特別な時間を作って勉強しているわけではありません。

ゴルフの練習をした後には、スマホでTOPTRACERのデータを確認する。

今日のショットはどうだったのか。

どのクラブで、どのくらいの距離が出たのか。

以前の自分と比べてどうなのか。

数字を見ながら、次の練習を考えます。

そして、ちょっとした空き時間には、スマホで電子書籍を読む。

私は空海や親鸞についての本を、楽天Koboの電子書籍で読むことがあります。

一方、道元については、書店で購入した本を読んでいます。

ゴルフの練習と読書。

一見すると全く違うものですが、私にとっては、どちらも**「自分を整える時間」**になっています。

「空海」の思想に関するわかりやすい本はこちら

「道元」の思想に関するわかりやすい本はこちら

「親鸞」の思想に関するわかりやすい本はこちら

例えば、TOPTRACERのデータを見れば、感覚だけでは分からなかった自分のショットの状態を数字で確認できます。

一方で、空海・道元・親鸞の思想に触れると、

「結果を出すためには、どうすればいいか」

ということだけではなく、

「そもそも自分は、結果とどう向き合っているのだろう」

と考えるきっかけになります。

数字で自分のゴルフを見る。

そして、

思想から自分自身を見る。

この二つをスマホ一つで行えるというのは、今の時代ならではの面白さだと思います。

ゴルフの練習データを見て、

「もう少し頑張らなければ」

と思う日もあります。

そんなときに、ふと本を開いてみる。

すると、結果を追いかけることだけが上達ではないことに気づかされる。

そして、また次の練習へ向かう。

私にとっては、

TOPTRACERでゴルフを客観的に見る。
本を読んで自分自身を客観的に見る。

この二つが、これからのゴルフのセルフマネジメントにつながっていくのかもしれません。

66歳からのゴルフ。

若い頃と同じ飛距離やスイングを取り戻すことだけを目標にするのではなく、今の自分を知り、今の自分を整え、その時々でできる最善の一打を積み重ねていく。

そのための道具として、スマホや電子書籍も上手に使っていきたいと思っています。

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