ゴルフを始めたのは46歳。
2006年の年明けからゴルフスクールに通い始め、最初の3か月間は7番アイアンを中心に基礎練習を繰り返しました。
コースデビューはスクール入校から約2か月後。持っていったクラブは、先生に言われた通り7番アイアン、SW、パターだけでした。
そのときのスコアは142。
そこから妻と日帰りゴルフや宿泊ゴルフを楽しむようになり、少しずつラウンド数も増えていきました。
そして、スクールに通い始めて約2年半後の2008年7月19日、初めて100を切り、95を記録。
その後、90台が少しずつ安定するようになり、2010年12月には90、そして2013年5月には自己ベストとなる85を出すことができました。
振り返ってみると、単純に「ゴルフスクールに通ったから上達した」という話ではありません。
先生から教わったことを練習し、実際にコースで試し、ラウンドの結果を先生に報告する。そして、次の課題を決めてまた練習する。
そんな繰り返しが、私のゴルフを少しずつ変えていったのだと思います。
今回は、GDOに残していたスコア履歴をあらためて見返しながら、ゴルフスクールでの練習が、その後のスコアにどのようにつながっていったのかを振り返ってみたいと思います。
- GDOのスコア履歴には、私のゴルフ上達の過程が残っていた
- ゴルフスクール入校当初は、まだ100を大きく超えていた
- 100切り後も、スコアはなかなか安定しなかった
- 先生から言われた「ショートゲームを練習しよう」
- 2009年7月、スコア92が出た
- 同じコースを繰り返しプレーすることで「再現性」を意識するようになった
- スコアが良くなると、GDOのデータにも変化が表れていた
- 2010年になると、90台が少しずつ当たり前になってきた
- 90を出した鴨川カントリークラブで、練習の成果を実感した
- 私の練習は「心・技・体」を少しずつ変えていった
- そして2013年5月、ベストスコア85へ
- GDOのスコア履歴から見えてきた、私のゴルフ上達のプロセス
- ゴルフスクールに通ったから上達したのか?
- 今振り返っても「練習でできないことは、コースでできない」は本当だった
GDOのスコア履歴には、私のゴルフ上達の過程が残っていた

ゴルフを始めた当初のスコアカードは、すべてが残っているわけではありません。
ただ、100切りが見えてきた2008年頃からGDOのスコア履歴を利用するようになり、ラウンドごとにスコアだけでなく、パット数やパー・ボギーの数、そしてその日の感想なども記録していました。
今になって見返してみると、これがなかなか面白いのです。
当時はラウンドを終えた直後に、
「ドライバーが安定した」
「パットの距離感が合わなかった」
「早振りしてしまった」
など、その日の反省を書いていただけでした。
ところが20年近く経った今、これらを時系列で並べてみると、自分がどのようにゴルフを覚え、何を課題として練習し、それがスコアにどう表れていったのかが見えてきます。
今回の記事では、特に2008年から2011年頃の記録を中心に振り返ります。
ゴルフスクール入校当初は、まだ100を大きく超えていた
ゴルフスクールに通い始めたのは2006年。
最初の3か月は、ほぼ7番アイアンだけで基礎練習をしました。
その後、ドライバーやFW、ショートアイアン、アプローチ、バンカー、パターなど、一通りの練習をするようになり、妻と二人でコースへ出るようになりました。
最初のころのスコアは120~130あたり。
そして、GDOに残っている2008年の記録を見ると、まだまだ100を大きく超えるラウンドも珍しくありませんでした。
| 日付 | ゴルフ場 | スコア | パット |
|---|---|---|---|
| 2008/3/29 | 相模原ゴルフクラブ | 107 | 41 |
| 2008/4/19 | トム・ワトソンゴルフコース | 102 | 36 |
| 2008/7/19 | ムーンレイクゴルフ倶楽部鶴舞コース | 95 | 36 |
| 2008/9/13 | ラフォーレ修善寺&CC | 104 | 41 |
| 2008/11/1 | ラフォーレ白河GC | 99 | 38 |
| 2008/11/29 | 小田原GC松田コース | 105 | 45 |
| 2008/12/6 | ヴィレッジ那須GC | 102 | 37 |
2008年の記録だけを見ると、平均スコアは102.0。
ただし、この年には95や99というスコアも出ています。
つまり、100を切る力が少しずつ身についてきた一方で、まだ安定して再現できる段階ではありませんでした。
そして、この時期の大きな転機になったのが、2008年7月19日のラウンドです。
この日に、初めて100を切りました。
スコアは95。
ゴルフを始めてから約2年半でした。
100切り後も、スコアはなかなか安定しなかった
初めて100を切ったことで、
「これで100切りはできるようになった」
と思ったのですが、実際にはそんなに簡単ではありませんでした。
その後も、
99、104、105、102……
と、100を行ったり来たり。
2009年に入っても、
- 2009/3/20 105
- 2009/4/18 105
- 2009/5/30 103
- 2009/6/13 109
と、100を大きく超えるスコアも出ています。
2009年のGDO記録8ラウンドの平均は約101.6。
まだ「100切りができるゴルファー」とは言えても、「100を切るのが当たり前」という状態ではありませんでした。
ここで改めて考えてみると、最初の100切りはゴールではなく、次のステップへ進むためのスタート地点だったのだと思います。
では、そこから何を変えていったのか。
大きかったのが、先生からの一言でした。
先生から言われた「ショートゲームを練習しよう」

2008年7月19日、初めて95を出したことを先生に報告しました。
すると、
「よかったね。これからはショートゲーム中心に練習しよう」
と言われました。
それまでのレッスンでは、7番アイアンやドライバー、FWなどのショット練習もかなり行っていました。
ところが100切り後は、練習内容が少し変わっていきます。
例えばAWを使って、
- 30ヤード
- 50ヤード
- 100ヤード
と距離を打ち分ける練習。
グリーン周りのアプローチ。
ロングパットの距離感。
バンカーショット。
そして、練習場のグリーンにただボールを乗せるだけではなく、
「ピンの手前に落とす」
「ピンの左に落とす」
「右に落として寄せる」
といった、実際のコースを意識した練習もするようになりました。
今振り返ると、ここで私のゴルフに対する考え方が変わっていったように思います。
ただボールを遠くへ飛ばすのではなく、
「このボールを、次にどうすればカップに近づけられるか」
を考えるようになったのです。
2009年7月、スコア92が出た
ショートゲーム中心の練習を続けていた2009年7月18日。
ラフォーレ白河ゴルフコースで92を記録しました。
パットは39。
100切りから、さらに7打縮めることができました。
ただし、その2日後には104を打っています。
つまり、92が出たからといって、そのまま90台前半に定着したわけではありません。
ここも私のゴルフ上達を振り返るうえでは大事なところです。
一度良いスコアが出ることと、そのスコアを再現できることは別の話。
私の場合、そこからしばらくは「100を切る」「また100を打つ」という状態を繰り返しながら、少しずつ90台へ近づいていきました。
そして、2009年9月に大きな変化が現れます。
同じコースを繰り返しプレーすることで「再現性」を意識するようになった

私がホームコースとして利用するようになったアイランドゴルフリゾート那須(現:那須陽光ゴルフクラブ)を、初めてプレーしたのは2009年4月でした。
このときはEast→Southで、
105・パット46。
かなり苦戦しています。
ところが、同じ年の9月。
再びEast→Southをプレーすると、
96・パット39。
9打縮まりました。
しかもパットは7打減っています。
この違いを見ていると、単にショットが良くなっただけではなく、コースの特徴を理解したことや、パッティング、ショートゲームの練習などが少しずつ結果につながっていたのではないかと思います。
この頃から私は、初めて行くゴルフ場では、事前にコースレイアウトを見るようになっていました。
各ホールの距離を確認し、
「ここはドライバー」
「セカンドは7番アイアン」
「残り50ヤードならAW」
というように、自分の番手ごとの距離を当てはめて、プレーをイメージしていました。
もちろん、実際のラウンドでは思い通りにいきません。
それでも、コースに行く前に一度頭の中でプレーしておく。
これは私にとって、現在まで続いているラウンド前のルーティンの一つになっています。
スコアが良くなると、GDOのデータにも変化が表れていた
2009年4月18日と9月19日。
どちらもアイランドゴルフリゾート那須のEast→Southです。
この2ラウンドを比較すると、かなり興味深い数字が出てきます。
| 2009/4/18 | 2009/9/19 | 差 | |
|---|---|---|---|
| スコア | 105 | 96 | −9 |
| パット | 46 | 39 | −7 |
| パー | 1 | 7 | +6 |
| ボギー | 8 | 2 | −6 |
| 3パット | 8 | 2 | −6 |
わずか5か月ほどの間に、同じコースで9打改善しています。
特に目を引くのがパッティングです。
46パットから39パットへ。
そして3パットが8ホールから2ホールへ。
これは、100切り後にショートゲームやパッティングを重点的に練習していた時期と重なります。
もちろん、この数字だけを見て、
「ショートゲームの練習をしたから9打縮まった」
と断定することはできません。
コースへの慣れや当日のコンディションなど、いろいろな要素があります。
ただ、ショートゲームを意識して練習していた時期に、パット数やパーの数が改善し、スコアも大きく縮まった。
これはGDOの記録から見ても確かです。
そして、この9月頃から、私のスコアは少しずつ90台に定着していくようになりました。
2010年になると、90台が少しずつ当たり前になってきた
2010年から、私はアイランドゴルフリゾート那須をホームとして利用するようになりました。
同じコースを何度もプレーすることで、
「前回はここでミスした」
「このホールは無理に狙わない」
「この距離なら7番」
といった、自分なりのコースマネジメントができるようになっていきました。
そして2010年のGDO記録を見ると、
| 日付 | ゴルフ場 | スコア | パット |
|---|---|---|---|
| 2010/8/13 | ザ・ナショナルCC | 95 | 38 |
| 2010/10/15 | ザ・ナショナルCC | 94 | 32 |
| 2010/12/10 | 鴨川CC | 90 | 36 |
| 2010/12/18 | アイランドゴルフリゾート那須 | 92 | 35 |
となっています。
今回確認した2010年の4ラウンドでは、平均スコアは92.8。
2008年の102.0、2009年の約101.6と比較すると、明らかに90台前半のスコアが増えてきています。
まだ80台には届いていません。
でも、
「90台で回れる」
という感覚は、かなり現実的なものになっていました。
90を出した鴨川カントリークラブで、練習の成果を実感した
2010年12月10日。
仕事でお世話になった方々と一緒に、鴨川カントリークラブで宿泊ゴルフをしました。
このときは自分の車を持っていなかったため、元上司の車に便乗して参加したラウンドです。
結果は、
90・パット36。
当時のGDOのコメントには、
「ティーショットが安定。難しいグリーンながら、パットの距離感が合っていた。」
と残していました。
このラウンドでは、ティーショットが安定し、グリーン上でも距離感が合っていた。
つまり、ショットだけ、パットだけではなく、ラウンド全体が比較的うまく噛み合ったのだと思います。
そして、この90というスコアによって、
「80台も狙えるのではないか」
という気持ちが初めて現実味を帯びてきました。
私の練習は「心・技・体」を少しずつ変えていった
この頃の自分を振り返ると、意識していたわけではありませんが、いわゆる「心・技・体」に近いことを、それぞれ少しずつ取り組んでいたように思います。
「心」――コースで慌てないための準備
先生から何度も言われた、
「練習でできないことが、コースでできるわけないから」
という言葉。
これを意識することで、コースに出てから突然何かをしようとは考えなくなりました。
さらに、ラウンド前にはコースレイアウトを見て、どの番手を使うかをイメージする。
「このホールはこう攻める」と事前に考えておく。
これも自分なりのメンタル面の準備だったのだと思います。
「技」――練習内容を少しずつ変える
最初は7番アイアンだけ。
その後、一通りの番手。
そしてショートゲーム。
さらに実際のラウンドを意識した練習へ。
単に練習量を増やすのではなく、その時々の自分の課題に合わせて、練習内容を変えていきました。
「体」――ラウンドを最後まで続けられる身体づくり
もう一つ取り組んでいたのが身体づくりです。
通勤時には電車で座れるときでも立ったまま、時にはつま先立ちで過ごしたり、駅から自宅まで速足で歩いたり。
自宅ではスクワット、体幹トレーニング、ストレッチ。
そして就寝前にはパッティング練習。
今振り返れば、これらも「ラウンド後半になっても練習通りのスイングを続けるための身体づくり」だったのだと思います。
そして2013年5月、ベストスコア85へ

90を出した後も、すぐに80台が安定したわけではありません。
90台前半と、時々80台後半。
そんな状態が続きました。
それでも、ホームにしていたアイランドゴルフリゾート那須で宿泊ゴルフを繰り返し、同じコースを何度もプレーしました。
そして2013年5月のゴールデンウィーク。
この宿泊ゴルフの2日目に、私のゴルフ人生で現在もベストスコアとなっている85が出ました。
前半Eastコースが41。
後半Southコースが44。
41+44=85。
パットは34でした。
この日は早朝スタートだったため、前半を比較的短時間で終えることができました。
そこでスタッフの方にお願いして、そのままスループレーにできないか掛け合ったところ、OKをいただきました。
昼食を挟まず、そのままSouthコースへ。
これが良かったのだと思います。
いつものように昼食で生ビールを飲み、休憩してから後半という流れではなく、前半の良いリズムをそのまま後半につなげることができました。
結果は44。
ついに85まで来ました。
クラブハウスへ戻ったとき、
「昼食を取ったら、もうハーフ追加できますよ」
とスタッフの方から声をかけていただきましたが、この日はお断りしました。
せっかくの自己ベスト。
この85というスコアの余韻を、そのまま味わっていたかったのです。
そして、ラウンド後に飲んだ生ビールの美味しかったこと。
今でも忘れられません。
この85が、現在までの私のベストスコアです。
GDOのスコア履歴から見えてきた、私のゴルフ上達のプロセス
ここまでの記録を振り返ってみると、私のゴルフは一気に上達したわけではありません。
大まかに分けると、こんな流れだったと思います。
142
↓
7番アイアン中心の基礎練習
↓
100切り
↓
ショートゲーム中心の練習
↓
90台へ
↓
ラウンドを意識した練習
↓
コースマネジメント
↓
身体づくり
↓
90
↓
さらに実戦経験を積む
↓
85
という流れです。
特に大きかったのは、練習内容がずっと同じではなかったことです。
最初は、
「7番アイアンで正しく振る」
ことが目標でした。
その後、
「いろいろな番手を使えるようにする」
そして、
「ショートゲームの距離感を身につける」
さらに、
「実際のコースでどうプレーするか」
へと、練習の目的が変化していきました。
ゴルフスクールに通ったから上達したのか?

では、この記事のタイトルにもしている、
「スクールの練習は結果につながったのか?」
という問いについて。
私自身は、
「スクールに通っただけで上達したわけではない」
と思っています。
先生に教えてもらったことを、練習場で繰り返す。
↓
実際にコースへ出る。
↓
スコアやミスを確認する。
↓
先生に報告する。
↓
次の課題を決める。
↓
また練習する。
このサイクルを繰り返したことが、私にとって大きかったのだと思います。
特に、GDOに残っているスコア履歴を見ると、それがよく分かります。
100切り後にショートゲーム中心の練習へ移行し、その後のラウンドでパット数が改善していった。
さらに90台が増え、2010年には90を記録。
その後も実戦を意識した練習と宿泊ゴルフを繰り返し、2013年には85。
もちろん、ゴルフのスコアは練習だけで決まるものではありません。
コースとの相性、天候、体調、一緒に回るメンバー、その日の集中力など、さまざまな要素があります。
それでも、
「先生から教わったことを、実際に練習して、コースで試す」
という繰り返しが、自分のゴルフを変えていったことは間違いないと思っています。
今振り返っても「練習でできないことは、コースでできない」は本当だった

ゴルフスクールに通い始めたばかりの頃、先生から何度も言われた言葉があります。
「練習でできないことが、コースでできるわけないから」
当時は、単純に「もっと練習しなさい」という意味だと思っていました。
でも、20年近くゴルフを続けてきた今になって考えると、もっと深い意味があったように思います。
コースでは練習場と同じ状況はありません。
傾斜があります。
風があります。
プレッシャーがあります。
疲れます。
そして、スコアを意識すると、つい早振りしたり、無理をしたりします。
だからこそ、練習の段階で、
「この距離なら、この番手」
「この傾斜なら、こう打つ」
「ここからなら、このアプローチ」
という経験を積んでおく。
それがコースで自分を助けてくれる。
私の場合、ゴルフスクールで教えてもらったのは、単にスイングの形だけではなかったのだと思います。
「練習したことをコースで再現する」
というゴルフの基本的な考え方を教えてもらった。
そして、それを自分なりに実践していった結果が、
142から100切りへ。
100切りから90台へ。
そして90から85へ。
というスコアの変化につながっていったのだと思います。
現在、私の目標はエージシュートです。
46歳から始めたゴルフが、20年後の今も続いているとは、始めた当時は思ってもいませんでした。
ベストスコア85を出した2013年から、すでに10年以上。
これからは、若い頃のように飛距離を追い求めるのではなく、これまで積み重ねてきた経験を生かしながら、もう一度ゴルフの基本に戻って上達を目指してみたいと思っています。
そして、その第一歩として、今度はショートゲームと身体づくりをもう一度見直すことから始めています。
「練習でできないことは、コースでできない」
20年近く経った今でも、この先生の言葉は私の中に残っています。
そして、これからのゴルフでも、きっとこの言葉が一つの軸になっていくのだと思います。
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