7年ぶりにゴルフを再開して、約2か月。
66歳になった今、以前とは少し違ったゴルフの練習をしています。
それが、自宅で毎日クラブを振ることです。
最近では、1日に100球を超えることも珍しくなく、200球近く打つ日もあります。
ただ、単純に球数を増やしているわけではありません。
「今日は何を確認するのか」
を考えながら練習し、翌日また試してみる。
そして、TOPTRACERやSwingSyncなどで結果を確認し、必要なら練習方法を変える。
そんなPDCAを繰り返しています。
そして最近になって、もう一つ大事なことに気づきました。
今こうして自主練習ができているのは、ゴルフを始めたときに良い先生に出会えたからではないか。
ということです。
ゴルフを始めたときからスクールに通った
私がゴルフを始めたのは46歳の頃です。
最初から自己流だったわけではありません。
ゴルフを始めた時からゴルフスクールに通い、そこで基本を教えてもらいました。
そして、これは本当にたまたまだったのですが、良い先生に巡り合うことができました。
振り返ってみると、そこで教えてもらったのは単なるスイングの形だけではありませんでした。
- ボールを打つための基本的な身体の使い方
- インパクトの考え方
- クラブを振る基本
- アプローチの考え方
- コースでの攻め方
- 無理をしないこと
- ミスをした後の考え方
など、実際のラウンドで使えるゴルフを教えてもらったのだと思います。
つまり、**「スイングを教えてもらった」というより、「ゴルフの基本を教えてもらった」**のだと思います。
今になって「これは大きかった」と思うこと
7年間ゴルフから離れて、今年再開しました。
すると、もちろん身体は以前とは違います。
飛距離も落ちています。
以前のように振れない部分もあります。
それでも練習を始めてみると、
「あれ? 思ったよりゴルフができる」
と感じることがあります。
そこで最近、ふと思いました。
変なクセが身についていなかったのは、最初にスクールで基本を教えてもらったからではないか。
もちろん、私自身にもスイングの課題はあります。
今回DITECTでスイングを確認してみても、腕で振る感じが少し強く、下半身から身体を連動させることなど、まだ改善できる部分があります。
でも、
「全部一からやり直さなければならない」
という感じではありません。
基本的なところは残っています。
だから今、
「ここは少し違うな」
「こうすると身体が動きやすい」
「この振り幅なら、この距離になる」
と、自分で考えながら練習できます。
これは、最初に基本を教えてもらったことが大きかったのだと思います。
私の「奇数番手だけのゴルフ」の原点
もう一つ、今になって気づいたことがあります。
私はゴルフを始めたときから、アイアンは奇数番手を中心に使ってきました。
5番、7番、9番。
そして現在も、ラウンドには基本的に奇数番手だけを持っていきます。
これも、実はゴルフを始めた頃の先生の影響です。
当時の先生は、遊びのラウンドに行くときも、アイアンは奇数番手だけを持っていくスタイルでした。
私はそれを見て、
「そういうゴルフもあるんだ」
と思い、そのまま自分も真似するようになりました。
そして気がつけば、それが20年近く経った今でも自分のゴルフとして残っています。
5番、7番、9番で大まかに距離を刻み、最後はアプローチで寄せる。
すべての番手を使って1ヤード単位で距離を合わせるのではなく、自分が持っているクラブと自分の距離感でゴルフを組み立てる。
今になって考えると、これは私が最近大切にしている、
「自分の能力を知って、その中でゴルフをする」
という考え方にもつながっています。
先生は今も奇数番手なのだろうか
その先生は、当時から長くゴルフを教えてくださった方です。
現在78歳。
今でもJLPGAのメンバーリストに名前が載っています。
ただ、私が通っていたゴルフ練習場は、もう閉鎖されてしまいました。
そのため、今では先生にお会いする機会もなかなかありません。
ふと、
「先生は今でも遊びのラウンドでは、奇数番手だけを持って行っているのだろうか」
と思うことがあります。
もちろん、今どうされているのかは分かりません。
でも、もし今も同じように奇数番手だけをバッグに入れてラウンドされていたら、なんだか嬉しいですね。
そして私は今でも、その先生から受けた影響をそのまま残しています。
先生から教わったスイングの基本。
実戦でのゴルフ。
そして奇数番手だけでラウンドするというスタイル。
それが、7年間ゴルフから離れても消えずに残っていました。
20年前に教わったことが、今の自分につながっている
ゴルフを始めた46歳の頃には、そんなことを考えたこともありませんでした。
ただ先生に教えてもらい、言われたことを練習して、ラウンドしていただけです。
でも66歳になってゴルフを再開した今、振り返ってみると、
あの頃に身につけたものが、今の自主練習の土台になっている。
そう感じます。
そして面白いことに、当時先生から教わった「奇数番手だけ」というスタイルも、そのまま残っています。
先生から受け取ったものを、私は20年近く経った今も使っている。
そう考えると、ゴルフというのは単にスコアを競うだけではなく、人から人へ、知らないうちに受け継がれていくものもあるのだなと思います。
先生にまたお会いして、
「先生、私、今でも奇数番手だけですよ」
と伝えることができたら、きっと嬉しいだろうなと思います。
そして、もし先生も今なお奇数番手だけで遊びのラウンドをされていたら――
それはそれで、ちょっと嬉しい偶然です。
7年間のブランクで失ったもの
以前の私は、年間でおよそ7,000球程度のボールを打っていたと思います。
ラウンドで打つ球も含めての、おおよその数字です。
仮に年間7,000球だとすると、7年間ゴルフを休んだことで、
7,000球×7年=約49,000球
になります。
もちろん、これは「49,000球分の技術を失った」という意味ではありません。
練習していたからといって、すべての球が上達につながるわけでもありません。
ただ、
本来なら打っていたはずの約49,000球の「上達する機会」がなかった
と考えることはできます。
だから今は、その時間を少しずつ取り戻すような気持ちで練習しています。
毎日100~200球を打ってみる
現在は、自宅に練習環境を作っています。
そこで、
- AWのクォーターショット
- AWのハーフショット
- AWのフルショット
- 7番アイアンのハーフショット
- 7番アイアンのスイング
- ジャイロ的な練習
- ノーフライボールを使った練習
- シャドースイング
- タオルを使ったスイング
などを組み合わせています。
最近は100球を超えることが多く、200球近くになることもあります。
例えば単純計算で、
200球×30日=6,000球
です。
約49,000球という数字だけを考えれば、8か月ほどで同じ球数になります。
ただし、ここは注意が必要です。
6,000球打ったから、昔の1か月分の練習と同じになるわけではありません。
ボールの数だけで技術が戻るわけではありません。
大切なのは、
何を意識して打ったのか。
その結果どうなったのか。
次に何を変えるのか。
ということだと思っています。
昔にはなかった「毎日の練習」
今回ゴルフを再開して、以前との大きな違いを感じています。
昔は、
練習場 → ラウンド → 課題が見つかる → 練習場
というサイクルでした。
もちろん、これでも上達していきました。
しかし、今は自宅で毎日クラブを振ることができます。
例えば、
「今日はAWのクォーターがいい感じだった」
↓
「では明日は同じ動きを再現できるか」
↓
「少し振り幅を変えたらどうなるか」
↓
「7番アイアンのハーフにつなげてみよう」
ということができます。
自主練習ができるのは、最初に基本があったから
ここで、最初の話に戻ります。
もし私が46歳でゴルフを始めたとき、最初から完全な自己流だったら、今と同じように練習できていただろうか。
おそらく、もっと難しかったと思います。
初心者の頃は、何が正しくて何が間違っているのか、自分では分かりません。
そこで身についた動きが、その後の自分の「ゴルフ」になってしまいます。
だからこそ、最初に良い先生に教えてもらえたことは、今になって非常に大きかったと思います。
基本的なスイングと、実戦で使えるゴルフを最初に教えてもらった。
その土台があるから、今は自分で試行錯誤できる。
DITECTでインパクトを確認して、
「ここはこうなっているんだ」
と考える。
TOPTRACERで飛距離や左右のばらつきを確認する。
そして、
「では自宅ではこういう練習をしてみよう」
と自分で決める。
これは、最初から自己流でやっていたら、なかなかできなかったのではないかと思います。
横浜時代の練習環境を浜松で再構築する
以前、横浜に住んでいた頃は、
練習場 → ラウンド → 課題発見 → 練習
という環境がありました。
ショートゲームについても、近くのショートコースを利用して、実際の芝で確認することがありました。
現在は浜松で、それを少し違った形で作り直しています。
現在の練習サイクル
自宅練習
↓
屋外練習場・TOPTRACER
↓
SwingSyncでデータ確認
↓
必要に応じてFiT24のDITECTでインパクトを確認
↓
ショートコースで実際の芝を確認
↓
本コース
↓
また自宅練習へ
以前と環境は違いますが、考えてみればやっていることは同じです。
練習して、実戦で試して、課題を見つけ、また練習する。
DITECTを経験して分かったこと
今回、7年ぶりのゴルフ再開後に初めてDITECTを使いました。
最初は、スイング動画を確認できることばかり気にしていました。
しかし実際に使ってみると、私にとって一番面白かったのは、
インパクトの瞬間をデータで確認できること
でした。
屋外のTOPTRACERでは、
「この球がどこへ飛んだのか」
を見ることができます。
一方、DITECTでは、
「インパクトの瞬間にどうなっていたのか」
を見ることができます。
これは、今まで私が持っていなかった情報でした。
ただ、何度か使ってみて、
「毎回DITECTを使わなければいけないわけではない」
とも感じています。
普段はTOPTRACERやSwingSyncで結果と推移を確認し、必要なときにDITECTでインパクトを確認する。
そして最後は、実際の芝で再現できるかをショートコースで確認する。
今の自分には、このくらいのバランスが合っているように思います。
今は「失った7年間」を取り戻しているのではない
最近の自宅練習を続けていて、少し考え方が変わりました。
最初は、
「7年間のブランクを取り戻したい」
と思っていました。
しかし今は、それだけではありません。
46歳で始めた頃に教えてもらった基本。
これまで20年近くゴルフをしてきた経験。
7年間のブランク。
そして66歳になった現在の身体。
それらを全部ひっくるめて、
「今の自分のゴルフを作り直している」
という感覚です。
昔のスイングをそのまま取り戻す必要もない。
昔と同じ飛距離を出す必要もない。
今の自分の身体で、どこまでできるのかを知る。
そのためにAWの距離を確認し、7番アイアンのハーフショットを確認し、奇数番アイアンで大まかに距離を刻み、最後はショートゲームで寄せる。
そうやって、自分のゴルフを組み立てていく。
66歳から、もう一度積み重ねる
ゴルフを始めたとき、たまたま良い先生に巡り合えた。
そして、その先生から実戦で使えるゴルフを教えてもらった。
当時は、それが後になってどれほど大きな意味を持つのか、もちろん分かりませんでした。
7年間ゴルフを休んだ今になって、そのありがたさを感じています。
そして今は、その土台を使って自分で練習しています。
毎日少しずつクラブを振る。
同じショットを繰り返す。
身体の感覚を確かめる。
データを確認する。
また試してみる。
その繰り返しです。
一球一球を、単なる「ボールを打った数」ではなく、「自分のゴルフを知るための一球」にする。
そう考えると、毎日の100球、200球が面白くなってきます。
7年間で失ったものを、単純に取り戻すというより、
これまで積み上げてきたものを土台にして、66歳からもう一度、自分のゴルフを作っていく。
今はそんな気持ちで練習しています。
そして目標は、まず80台。
その先には、66歳の今だからこそ挑戦したいエージシュートがあります。
焦らず、一球ずつ。
これからも、自分の身体と相談しながら積み重ねていきたいと思います。


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