浜松ビーチサイドゴルフ倶楽部で、TOPTRACERを使って100球のショットを測定しました。
今回、特に注目したのが7番アイアンのハーフショットと3/4ショットです。
これまでの練習では、
- どのくらい飛んだか
- ミート率はどうだったか
- 左右にどのくらい散ったか
といった結果を見ることが中心でした。
今回はそこから一歩進めて、TOPTRACERのボールデータに加えて、SwingSyncが推定する
- Face to Target
- Club Path
- Face to Path
- Smash Factor
なども参考にしながら、7番アイアンのハーフと3/4ショットを比較してみました。
すると、今後の練習で何を大切にすべきなのかが、かなりはっきりしてきました。
- 今回の練習で7番アイアンに注目した理由
- 7番アイアンのハーフショットは約97ヤード
- 3/4ショットになると約110ヤード
- 3/4になると「左」が増えてくる
- 見えてきたのは「Face to Path」の変化
- ところがFace to Pathが大きくなると……
- Smash Factorが高ければ良いショット、ではなかった
- 今回の100球測定の翌日、自宅で120球打ってみた
- 「すぅっと上げて、ストーンと落とす」
- ノンフライボールでもスイングが変わった
- 昔のスイングが戻ってきたような感覚
- 「飛ばそう」としないほうが、結果的に振り切れる?
- 今後の練習課題① まず自宅で「脱力スイング」を再現する
- 今後の練習課題② 次の練習場で再現性を確認する
- 今後の練習課題③ 「良い数値」より「良い動き」を先にする
- 7番アイアンの練習テーマが見えてきた
- まとめ|データ分析の次に「身体の感覚」を確認する
今回の練習で7番アイアンに注目した理由
現在、私が目指しているのはエージシュートです。
そのためには、単純に飛距離を伸ばすことよりも、
「狙った距離を、狙った方向へ、繰り返し打てること」
のほうが重要だと考えています。
特にショートコースや実際のラウンドでは、
「この距離なら、この振り幅」
という自分なりの距離の基準を持っていることが大きな武器になります。
そこで今回は、7番アイアンについて
ハーフショットと3/4ショットの違い
をデータから確認してみました。
7番アイアンのハーフショットは約97ヤード

今回の7番アイアン・ハーフショットは37球。
データを見ると、キャリーの中央値は
約96.8ヤード
でした。
一方、左右のばらつきは平均約10.4ヤード。
さらにSwingSyncの推定値を見ると、
- Face to Target:約3.5°
- Face to Path:約4.1°
- Smash Factor:約1.23
という結果でした。
もちろん、SwingSyncのクラブ側データは実測値ではなく推定値なので、数値そのものを絶対視することはできません。
ただし、同じ条件で繰り返し測定することで、自分のショットの傾向を見るための参考データとしては役立ちます。
良いショットを見ると、かなり安定している
今回のデータには、
- Dead Straight
- Baby Draw
- Straight Draw
といったショットがありました。
例えば、Dead Straightでは、
- キャリー:約100~105ヤード
- 左右の誤差:約0~2ヤード
- Face to Target:ほぼ±1°
- Face to Path:ほぼ±1~2°
というショットが出ています。

また、Baby DrawやStraight Drawでも、左右の誤差を数ヤード程度に抑えながら100ヤード前後を打てています。
つまり、
「7番アイアンのハーフショットが打てない」わけではありません。
むしろ、良いインパクトができたときには、かなり再現性のあるショットが打てています。
問題は、その状態を毎回再現できるかどうかです。
3/4ショットになると約110ヤード

続いて7番アイアンの3/4ショットです。
今回の3/4ショットは15球。
キャリー中央値は
約109.3ヤード
でした。
大きなミスを除いた12球では、中央値が約110.8ヤード。
つまり現在の私の場合、
7番アイアン・ハーフ:約97ヤード
7番アイアン・3/4:約110ヤード
という距離の階段が見えてきました。
ところが、問題は方向性です。
3/4になると「左」が増えてくる

今回の3/4ショット15球では、
左12球、右3球
でした。
ハーフショットでは、
左21球、右16球
です。
ハーフでもやや左傾向はありますが、3/4になると明らかに左へのミスが増えています。
しかも、単純に「フェースを左に向けてしまった」というだけでは説明できません。
SwingSyncの推定値を見ると、面白い傾向がありました。
見えてきたのは「Face to Path」の変化
3/4ショットでは、Club Pathがプラス、つまりイン・トゥ・アウトになっているショットが多くありました。
一方で、それ以上にFace to Pathがクローズ側に大きくなるショットが出ています。
すると、
Baby Draw → Straight Draw → Hook → Pull Hook → Huge Hook
というように、左への曲がりが強くなっていきます。
これは今回のデータで最も興味深かったところです。
良い3/4ショット
例えばDead Straightでは、
- キャリー:約101ヤード
- 右1.7ヤード
- Face to Target:0.37°オープン
- Club Path:+0.18°
- Face to Path:0.19°オープン
でした。
また、Baby Drawでは、
- キャリー:約113ヤード
- 左約4ヤード
- Face to Target:0.82°オープン
- Club Path:+5.34°
- Face to Path:4.52°クローズ
というショットも出ています。
さらにStraight Drawでは、
- キャリー:約111ヤード
- 左約3ヤード
- Face to Target:0.93°クローズ
- Club Path:+1.96°
- Face to Path:2.89°クローズ
でした。
これらを見ると、3/4ショットでも十分に安定したボールを打てることが分かります。
ところがFace to Pathが大きくなると……

一方で、Pull Hookになると、
- Face to Target:3~4°クローズ
- Face to Path:約8.5°クローズ
程度まで大きくなっています。
さらにHuge Hookになると、
- Face to Target:約14°クローズ
- Face to Path:約13°クローズ
という状態です。
つまり今回の練習から見えてきたのは、
振り幅を大きくすると、フェースの向きを管理する難易度が上がっている
ということです。
これは「3/4スイングが悪い」という意味ではありません。
むしろ、
「自分の現在のスイングでは、どこまで振り幅を大きくしてもフェースの向きを再現できるのか」
を確認できた、と考えています。
Smash Factorが高ければ良いショット、ではなかった
今回もう一つ面白かったのが、Smash Factorです。
3/4ショットでは、1.2台後半から1.3台の数字が出ています。
例えば、Baby DrawでSmash Factorが1.321なのに対して、Huge Hookでも1.320という数字が出ています。
つまり、
「ミートしている」ことと「狙った方向に飛んでいる」ことは別問題
です。
これは今後の練習方法を考えるうえで重要なポイントだと思っています。
以前は、ミート率が高くなると「良いショット」と考えがちでした。
しかし今回のデータを見ると、
ミートはできている。でも、フェースの向きが違う。
というショットが普通にあります。
エージシュートを目指すのであれば、こちらのほうが重要な課題になりそうです。
今回の100球測定の翌日、自宅で120球打ってみた

ここまでの分析をした翌日、自宅で120球の練習をしました。
実は、練習場でボールを打っているとき、以前から少し気になっていたことがあります。
それは、
「打ちたい」「飛ばしたい」という気持ちが強くなるほど、力みが出てくる
ということです。
昨日のTOPTRACERの100球を振り返ってみても、7番アイアンの3/4ショットでは飛距離が伸びる一方で、左へのミスが増えていました。
そこで今日の自宅練習では、昔ゴルフスクールで先生から言われていたことを思い出してみました。
それが、
「すぅっと上げて、そのままストーンと落とす感じ」
というスイングのイメージです。
「すぅっと上げて、ストーンと落とす」
今日は、いきなりノンフライボールを打つのではなく、何度も素振りをしました。
力を入れてクラブを振るのではなく、
すぅっと上げる。
そして、
そのままストーンと落とす。
そんな感覚です。
すると、何度か素振りを繰り返しているうちに、今までよりも自然にクラブが動く感覚が出てきました。
特に印象的だったのが、
フォロースルーからフィニッシュまで自然に取れる
ことです。
「フィニッシュを取ろう」と意識しているわけではありません。
力まずに振ると、結果としてクラブが最後まで振り抜かれ、自然にフィニッシュまで収まる感じです。
ノンフライボールでもスイングが変わった
その後、ノンフライボールを打ってみました。
すると、素振りで感じていた動きが、そのままボールを打つ動作にもつながってきました。
これまで感じていた、
右手を捏ねるような動き
も少し緩和されたように感じます。
その代わりに、
「放り出す」
「送り出す」
という感覚が出てきました。
これは、これまでの練習で自分が良いショットを打ったときに感じていた感覚ともつながります。
昨日のTOPTRACERのデータ分析では、3/4ショットになるとFace to Pathが大きくなり、左へのミスが増えていました。
今日の自宅練習では、その原因を断定できるわけではありません。
ただ、
「力んで飛ばそうとする」
のではなく、
「クラブを自然に落として、そのまま送り出す」
という感覚にすると、スイングそのものが変わってくるように感じました。
昔のスイングが戻ってきたような感覚
もう一つ、今日の練習で印象に残ったことがあります。
何度も脱力した素振りを繰り返しているうちに、
昔のスイングが戻ってきたような感覚
がありました。
以前ゴルフスクールに通っていた頃、先生から教えてもらったスイング。
当時はそれほど深く考えていなかった感覚が、今になってもう一度つながってきたように感じます。
ゴルフを7年ぶりに再開してから、
「どうすればもっと飛ぶのか」
「ミート率をどう上げるのか」
「数値をどう改善するのか」
ということを考える場面が増えました。
もちろん、それらも大切です。
しかし、今回の練習で感じたのは、
数字を良くしようとする前に、力まずにクラブを振れる状態を作ることも大切なのではないか
ということです。
「飛ばそう」としないほうが、結果的に振り切れる?
これはまだ仮説です。
今日の自宅練習だけで、
「脱力すれば飛距離が伸びる」
とか、
「これが正しいスイングだ」
と結論を出すつもりはありません。
ただ、興味深い変化はありました。
力を抜いて、
すぅっと上げる → ストーンと落とす → 放り出す・送り出す
というイメージで振ると、
クラブが途中で止まらず、自然にフォロースルーからフィニッシュまでつながります。
一方で、練習場で「飛ばしたい」と思ったときには、どうしても力が入る。
この違いは、今後もう少し検証してみる価値がありそうです。
今後の練習課題① まず自宅で「脱力スイング」を再現する
今日の感覚が一時的なものなのか、それとも再現できるものなのか。
まずは、明日からの自宅練習で確認してみます。
ポイントは、
「強く振らない」
こと。
そして、
「すぅっと上げて、そのままストーンと落とす」
という感覚を何度も素振りで確認します。
そのうえでノンフライボールを打ち、
- フォロースルーまで自然につながるか
- フィニッシュまで取れるか
- 右手を捏ねる感じが減っているか
- 「放り出す」「送り出す」感覚が出るか
を確認していきます。
今後の練習課題② 次の練習場で再現性を確認する
そして、次の浜松ビーチサイドゴルフ倶楽部での練習が楽しみになってきました。
今度は、今日の自宅練習で作った感覚を、実際のボールでも再現できるかを確認します。
特に7番アイアンについて、
ハーフショット
と
3/4ショット
を打ってみたいと思います。
そこで見るのは、単純な飛距離だけではありません。
- キャリー中央値
- 左右のばらつき
- Face to Target
- Face to Path
- Smash Factor
- ショット形状
を確認します。
そして何より、
「飛ばそうとしなくても、自然にボールが飛んでいくか」
を感じてみたいと思います。
今後の練習課題③ 「良い数値」より「良い動き」を先にする
今回の経験から、今後の練習では順番を少し変えてみようと思います。
まず、
身体とクラブが自然に動くこと。
次に、
その動きでボールを打つこと。
そして最後に、
TOPTRACERやSwingSyncの数字で確認すること。
数字を見てスイングを作るのではなく、
良い感覚で振れたときに、数字がどうなっているのかを確認する。
この順番です。
これは、今の自分には合っているような気がしています。
7番アイアンの練習テーマが見えてきた
今回の100球測定と翌日の自宅練習をつなげてみると、7番アイアンについて、次のような課題が見えてきました。
ハーフショット
約97ヤードを基準に、
力まず、良いインパクトを繰り返す。
3/4ショット
約110ヤードを目安に、
ハーフショットの感覚を壊さず、振り幅だけを大きくできるか。
共通するテーマ
飛ばそうとしない。
右手を捏ねない。
放り出す・送り出す。
自然にフォロースルー、フィニッシュまでつなげる。
そして、それが実際のボールでもできているかをTOPTRACERで確認する。
まとめ|データ分析の次に「身体の感覚」を確認する
今回の練習で面白かったのは、TOPTRACERとSwingSyncでデータを分析した翌日に、自宅で別の発見があったことです。
データからは、
7番アイアンは振り幅を大きくすると飛距離が伸びる一方、Face to Pathが大きくなり、左へのミスが増える
という傾向が見えてきました。
そして翌日の自宅練習では、
「飛ばそうとする力み」
をいったん手放して、
「すぅっと上げて、そのままストーンと落とす」
という昔教わった感覚で素振りを繰り返しました。
すると、
フォロースルーからフィニッシュまで自然につながる。
右手を捏ねる動きが緩和される。
「放り出す」「送り出す」という感覚が出てくる。
そんな変化を感じました。
まだ、これが本当にスイングの再現性につながるのかは分かりません。
だからこそ、次の練習場で試してみます。
今日の感覚を自宅で繰り返し、
次のTOPTRACERで、その感覚が実際のボールにも現れるのか。
そして、
7番アイアンのハーフと3/4ショットで、Face to Pathや左右のばらつきがどう変わるのか。
ここを確認してみたいと思います。
66歳からのゴルフ。
まだまだ「飛ばす」ことに気持ちは向きます。
でも、今回の練習を通して、
「飛ばそうとしないことで、本来のスイングを取り戻せるかもしれない」
という新しいテーマが見えてきました。
次の練習場で、答え合わせをしてみます。


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