長年使用していた炊飯器を買い換えたのは、2018年12月。
その年の秋口から、米の芯が残り、ふっくらとしない炊き上がりが気になっていました。
新米に切り替わったのに、あのつややかなおコメの表面、そして、ふっくらとした炊き上がり・・・、がありません。。
そこで、水を多めにすると、べちゃべちゃになります。
標準目盛りどおりにしても、少なめにしても、やっぱり炊き上がりが悪い >_<
そんなことを繰り返しているうちに、酒田(山形)の実家から送ってきたブランド米「つや姫(庄内)」の5kg袋は空になっていました。
トホホな結果です。
いままで経験のないことです。
そして、「これは炊飯器が問題!」という結論に達したんです。
たしかに、約10年使っているモノでしたので、「じゃ、買い替えるか!」と、
早速、12月の価格ドットコムの「炊飯器」売れ筋、注目度、満足度ランキングデータを使って、分析し、「おすすめ炊飯器」を絞り込んでみました。
この絞り込みでは、3機種をおすすめとして紹介しましたが、その中の1機種を購入。
それが、「象印 極め炊き NP-RL05」
実際に使ってみてのレビューは、上記の記事をごらんください。
2018年のおコメの出来ばえは?
そもそも、2018年に採れたおコメの出来ばえは良かったんだろうか?という疑問が出始めたのは、新しい炊飯器を使い始めたときです。
炊飯器が新しくなっても、驚くほど炊き上がりが良くなかったのが理由です。
とりあえず、新しい炊飯器で「白米熟成炊き」をすると、ふっくらとしていたので、いいかも!と思っていました。
ですが、特に、昼食用の弁当に詰めたご飯は、新米とは思えない食感だったんです。
ここ1ヶ月続いた新米の炊き上がり問題の影響で、食感などに対して、だいぶナーバスになっていたことも影響しているかもしれません。
それにしてもなぁ・・・
疑念は解けません。。。
でも、新しい炊飯器を買ったから、
新しい炊き方(新炊飯器の白米熟成炊き)でもっちり感も出てるし・・・、と、
自分が新しい炊飯器を買ったことを正当化する理由を並べ、
この炊き上がりに慣れつつあったことも影響したのか、
現在では、問題とも思わなくなっています。
そして、最近になって改めて、2018年に採れたおコメの出来ばえは良かったのか?という疑問が頭をよぎるようになりました。
おコメの炊き上がりが良くないのは?
2018年10月から11月の各新聞上では、「コメ作況指数」について、
秋田、山形、北海道など、「やや不良」で台風や夏の天候不順が影響している、とありました。
やっぱり・・・
そして、この新米に対する食味試験はこれから行われ、2月には食味ランキングとして発表されるようですので、特Aといわれる最高ランクのおコメがどれだけ出てくるか注目したいと思います。
参考まで、前年(2017年)の特Aランクは43銘柄、その一年前は44銘柄あったようです。
そして、わたしが2018年秋から問題視していた、炊飯器の炊き上がりに対する結論は、
①急にコメの炊き上がりが悪くなった。
②その問題は、新米に換えたころから顕在化した。
③炊飯器を代えても、炊き上がりに「大いに満足した」とはいえない状況がある。
④データによれば、2018年の「コメ作況指数」は良くなかった。
以上の状況を総合的に考えると、
どうやら、コメの炊き上がり問題は、約10年使ってきた炊飯器の劣化が一番の問題かもしれないが「コメの出来ばえが良くなかったから」というのも原因の一つなのかもしれない?
というのがわたしの結論です。
これだったら、チコちゃんにも叱られずに済むかもしれません!
追記 お米の食味試験の結果は?
2019年2月末に発表された米の食味検査報告によって、美味しい特Aランク銘柄は55品種(前回は43銘柄)選ばれました。
ということで、作況は地域でまちまちの結果でしたが、特Aランク銘柄は前年より12銘柄も増える結果となっています。
そしてわたしは、現在、北海道産の特A銘柄 ゆめぴりかを食べるようになりました。
炊飯器との相性も良いようです。
皆さんもこの記事を見て、自分に合ったブランド米を選んでみてはいかがでしょうか?
炊飯器を買い替えたのは正解だったのか?
もし、コメの出来ばえが問題だったとすれば、わたしが炊飯器を買い替えたのは正解だったのでしょうか?
自分で価格ドットコムのランキング情報を元に絞り込んで、おすすめの炊飯器を選び出し、その中の1機種を買ってしまったというのは正しい判断だったのでしょうか?
そして、前の炊飯器は、粗大ごみにならずにすむ、ああ良かったと安心して、普通ゴミに出してしまった行動は適切だったのでしょうか?
と、ちょっと感情的になりつつある自分をなだめながら、炊飯器の寿命を調べてみました。
すると「補修用性能部品表示対象品目と保有期間」という情報が、公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会のHPにあります。
これには、炊飯器を製造する各メーカーは、修理部品を6年間は保有することになっています。
ということは、製造開始から6年を過ぎたモノは修理できないということですので、この6年という期間を一応の寿命と判断することになりそうです。
この「6年」という期間、わたしには短いようにも思うのですが、とりあえずこれを基準とすれば、
わたしが、前の炊飯器を使っていた期間は、約10年。。。。
だとすれば、、、4年も長く使ってるじゃないか!・・・じゃ、、、まっ、、、いっか、、、10年使ったんだし、、、新しく買い替えたのは正解だったんだ!!!
と、とりあえずは、納得モードになったのでした。
ということで、最近、おコメの炊き具合が???、と思っている、あなた!
炊飯器の劣化だけが原因ではないかもしれませんよ!!
おコメの出来ばえも影響しているのかもしれません!!!
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