66歳からゴルフを再開して、現在の目標としているのが「エージシュート」です。
そのために、最近は「もっと飛ばす」ことよりも、同じスイングを繰り返せることを重視して練習しています。
今回は、初めて「浜松ビーチサイドゴルフ倶楽部」で100球の練習をしてきました。
この練習場は自宅からのアクセスがよく、四ツ池ゴルフガーデンよりも利用しやすいうえ、ショートコースも併設されています。
これからの練習拠点の一つになりそうです。
今回の100球のうち、24球はAWのクォーターショットで50ヤードを狙う練習でした。
この24球はフリー計測にしてしまったため、TOPTRACERには記録されていません。
そこで、記録として残った76球を使って、今回の練習を振り返ってみました。
- 今回の練習は100球
- AWクォーターショットは40ヤードを目標に
- AWのクォーターショットから「もっと打ちたい」という感覚が出てきた
- 7Iハーフショットは前半と後半で何が変わったのか
- 以前のレッスンで指摘された「右手のこね」
- 「ミート率を上げる」から「インパクトの再現性を高める」へ
- AWハーフは今回は少し悪化
- AW 3/4は距離の基準作りに使えそう
- 20年前に教わった「ジャイロスイング」をもう一度
- 「常に同じスイング」を練習のテーマにする
- 飛ばしたくなったときこそ、スイングを小さくする
- TOPTRACERとSwingSyncは「答え」ではなく「変化を見る道具」
- 今回の練習で見えてきたこと
- 次回は「同じスイング」をデータで確認する
今回の練習は100球

今回の100球の内訳は次のようになりました。
- AWクォーターショット:約50ヤード……24球
- 7Iハーフショット……31球
- 7I 3/4ショット……20球
- AWハーフショット……20球
- AW 3/4ショット……5球
記録に残ったのは76球です。
今回の練習場には上空にネットがあります。
最初はAWの3/4ショットなどについて、ネットの影響でTOPTRACERの距離測定が使いにくいのではないかと考えていました。
しかし、改めて確認したところ、AWなどのショートアイアンであれば、上空のネットにボールが当たる環境でも、TOPTRACERはフラットキャリーを計算するための測定ができ、高い精度で距離を表示できるとのことでした。
そのため、今後はこの練習場でも、AWのクォーターやハーフショットについて、TOPTRACERの距離データを継続して記録していきたいと思います。
もちろん、クラブや弾道によってネットの影響は異なるため、すべてのショットについて同じように考えるのではなく、実際のデータの安定性を見ながら利用していくつもりです。
AWクォーターショットは40ヤードを目標に
今回、記録には残していませんが、AWのクォーターショットを24球打ちました。
目標は40ヤードです。
フリー計測で確認した範囲では、
- 最大フラットキャリー:約50ヤード
- 最大ボールスピード:約26m/s
- 最大滞空時間:約2.4秒
- 最大右への曲がり:約2ヤード
- 最小の曲がり:0ヤード
という結果でした。
この練習は、単に40ヤードを飛ばすことが目的ではありません。
私が今作ろうとしているのは、
「AWをこの振り幅で振ったら、このくらいの距離になる」
という自分なりの基準です。
エージシュートを目指すうえでは、飛距離そのものよりも、こうした距離の再現性のほうが重要になる場面が多いと思っています。
AWのクォーターショットから「もっと打ちたい」という感覚が出てきた


今回、少し気になったのが、その後の7Iハーフショットです。
最初の11球は、かなりゆっくりしたスイングを意識していました。
これは自宅で行っている練習と同じように、無理に飛ばそうとせず、同じリズムで振ることを意識したものです。
ところが、その後にAWのクォーターショット40ヤードを打つ練習をしました。
すると、次の7Iハーフショットでは、
「もう少し強く打ってみたい」
という感覚が出てきました。
体のコンディションが良くなってきていることもあり、練習場に来ると、つい「もう少し飛ばせるのではないか」という気持ちが出てきます。
この気持ちは悪いことではありません。
ただ、私の場合は、ここに現在の練習で注意すべきポイントがありそうです。
7Iハーフショットは前半と後半で何が変わったのか
今回の7Iハーフショットは31球でした。
全体として見ると、以前よりキャリーや左右のばらつきが改善している部分があります。
特に9月9日との比較では、7Iハーフの平均左右誤差は約14ヤードから約8ヤードへ縮まり、フェースの向きに関する指標も改善しています。
キャリーの中央値も、
約92.9ヤード → 約100.0ヤード
となりました。
ただし、ここで注意したいのが「飛距離が伸びたから良くなった」と単純には考えられないことです。
今回の7Iハーフでは、前半と後半でボールの出方に違いがありました。
特に後半になると、左方向へのショットが増えています。
31球全体では、
- 左……23球
- 右……8球
となりました。
単純に「曲がった」というより、以前の左右に散る状態から、今回は左方向にまとまる傾向が強くなったと考えたほうがよさそうです。
これは、私にとって見過ごすことのできない変化でした。
以前のレッスンで指摘された「右手のこね」
今年8月、四ツ池ゴルフスクールの体験レッスンを受けました。
そのとき、インストラクターから、
「インパクト後に右手がこねるように左へ回っている」
という指摘を受けました。
今回の後半の7Iハーフショットで左方向の球が増えたことを考えると、この指摘との関連を一度考えてみてもよさそうです。
もちろん、TOPTRACERやSwingSyncのデータだけで、実際に右手がどのように動いていたのかを確認することはできません。
したがって、
「今回の左方向へのミスは右手のこねが原因だった」
と断定することはできません。
ただ、
ゆっくり振っていた前半
↓
AWクォーターショットで40ヤードを練習
↓
もう少し強く打ちたくなる
↓
7Iを強く振る
↓
左方向のショットが増える
という流れは、自分の中では一つの仮説として残しておきたいと思います。
「ミート率を上げる」から「インパクトの再現性を高める」へ

これまで私は、TOPTRACERとSwingSyncのデータを見るとき、「ミート率」をかなり意識していました。
しかし、今回のデータを何度か見ているうちに、少し考え方が変わってきました。
現在は、
「ミート率を上げること」より「インパクトの再現性を高めること」
を優先したいと思っています。
例えば今回の7Iハーフでは、9月9日よりもスマッシュファクターは低下しています。
それでも、
- キャリーの中央値
- 左右のばらつき
- フェースの向きに関する指標
を見ると、改善している部分があります。
つまり、スマッシュファクターが少し下がったからといって、必ずしもスイング全体が悪くなったとは言えません。
私がこれから確認したいのは、
「同じようなスイングをしたとき、同じようなインパクトになっているか」
です。
その結果として、キャリーが安定し、左右のばらつきが小さくなれば、それが現在の私にとっての「良いショット」なのだと思います。
AWハーフは今回は少し悪化

一方、AWハーフについては、7Iハーフとは違う結果になりました。
9月9日と比較すると、
- キャリー中央値:約67.0ヤード → 約61.4ヤード
- 平均左右誤差:約3.0ヤード → 約8.0ヤード
- Face to Target:約2.3° → 約6.1°
- Face to Path:約2.3° → 約5.8°
- スマッシュファクター:約1.15 → 約1.08
となっています。
こちらは、今回は明らかに安定性が落ちています。
特にAWハーフは、私にとって距離感を作るうえで重要なショットです。
そのため、今後は7Iだけでなく、AWについても「同じ振り幅で同じような球を打てるか」を確認していきたいと思います。
AW 3/4は距離の基準作りに使えそう
今回のAW 3/4は5球だけなので、統計的にはまだ判断できるほどのデータではありません。
キャリーの中央値は約84.4ヤードでした。
9月9日の中央値が約85.8ヤードだったので、距離そのものは大きく変わっていません。
今後この練習場でAWの3/4ショットも継続して測定できれば、
クォーター → ハーフ → 3/4
という振り幅とキャリーの関係を、自分の基準として作っていけそうです。
特にAWは、エージシュートを目指すうえでも重要なクラブです。
100ヤード以内を細かく打ち分けられるようになれば、単純な飛距離アップとは違った形でスコアに結びつく可能性があります。
20年前に教わった「ジャイロスイング」をもう一度
そこで、今回思い出したのが、20年ほど前にゴルフスクールで教えてもらった「ジャイロスイング」です。
当時、インストラクターから教えてもらった目的は、
一定のスピードと一定のスイング幅で、安定したスイングを作ること
でした。
私がスライスに悩んでいると、
「両足をくっつけてハーフスイングをしてみて」
と、よく言われました。
今考えると、これは飛ばすための練習というより、余計な動きを減らして、スイングそのものを安定させるための練習だったのだと思います。
実は現在も、このジャイロスイングを自宅でのシャドースイングやタオルスイング、屋外での低い球を使ったインパクト練習などに取り入れています。
今回の練習をきっかけに、これをもう一度、練習の中心に置いてみようと思っています。
「常に同じスイング」を練習のテーマにする
これからの練習では、まず足幅をほとんど取らない状態で、
- クォーター
- ハーフ
- 3/4
という順番で振ってみます。
ここでは飛距離を追いません。
TOPTRACERで測定できるショットについてはデータを残し、
「同じ振り幅で、どれくらい同じキャリーになるのか」
を確認します。
その後、通常のスタンスに戻して数球打ちます。
ここでも、飛距離を出すことが目的ではありません。
ジャイロスイングで作った感覚が、通常のスタンスでも再現できるかを確認します。
つまり、
ジャイロスイング → 小さな振り幅 → データ確認 → 通常スタンス
という流れです。
飛ばしたくなったときこそ、スイングを小さくする
66歳になってから、毎日の運動を続けています。
腕振り、スクワット、プランク、サイドレッグアップ、四股、ストレッチなどを続けていると、以前より体が動くようになってきたと感じます。
これは嬉しいことです。
ただ、その反面、
「これならもっと振れるんじゃないか?」
という気持ちも出てきます。
今回の練習でも、それを感じました。
だからこそ、今の私には、
飛ばしたくなったときこそ、スイングを小さくする
という考え方が必要なのかもしれません。
20年前に教わったジャイロスイングに戻って、
「強く振る」のではなく、
「同じように振る」
ことを意識する。
その繰り返しの中で、結果としてキャリーが伸びたり、ミスが減ったりすれば、それで十分です。
TOPTRACERとSwingSyncは「答え」ではなく「変化を見る道具」



今回もTOPTRACERで取得したデータをSwingSyncに取り込んで確認しました。
SwingSyncでは、TOPTRACERのデータをもとに、ショットの分類やフェース、クラブパスなどについて分析できます。
ただし、ここで注意したいのは、これらのクラブ側の数値は直接測定したものではなく、データから予測されたものだということです。
そのため、
「Face to Targetが○度だったから、実際のクラブフェースが必ず○度だった」
と考えるのではなく、
「前回よりフェース関連の数値がどう変化したか」
という傾向を見るために使っています。
私にとってTOPTRACERとSwingSyncは、スイングの答えを教えてくれる道具ではありません。
自分では気づきにくい変化を、数字として確認するための道具です。
今回の練習で見えてきたこと
今回の76球を振り返ってみると、すべてが改善したわけではありません。
むしろ、
- 7Iハーフは左右のばらつきが改善
- 7Iハーフはキャリー中央値も上昇
- 一方で左方向への偏りが強くなった
- AWハーフは前回より安定性が低下
- AW 3/4はまだデータ不足
- AWクォーターは50ヤードを目標に練習中
- スマッシュファクターだけを見て判断する必要はない
というように、良くなった部分と課題が同時に見えてきました。
これこそ、データを取りながら練習する面白さだと思います。
次回は「同じスイング」をデータで確認する
次回からは、ジャイロスイングを意識して、
- AWクォーター
- AWハーフ
- 7Iクォーター
- 7Iハーフ
- 7I 3/4
- 最後に通常スタンスで数球
というような練習を試してみたいと思います。
そして、見る数字も「ミート率」だけにはしません。
キャリー中央値、左右のばらつき、Face to Target、Face to Path、そしてスマッシュファクター。
これらを組み合わせて、
「同じスイングがどれくらい再現できているか」
を定点観測していきます。
66歳から始めたエージシュートへの道。
まだまだ練習の途中ですが、飛距離を追いかけるよりも、まずは自分のスイングを再現できること。
その先に、安定したショットとスコアがついてくるのではないかと思っています。
そして何より、20年前に教わったジャイロスイングが、66歳になった今の自分のゴルフにもう一度つながってくる。
そんなところにも、ゴルフを続ける面白さを感じています。


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