幼児期における教育のあり方がその後の人生を変える!その方法とは?

家庭教材

子供の教育の重要性については、誰もが理解していることだと思いますが、それでは、子供は何歳の時に、どのような教育をすれば効果的と言えるのでしょうか?

そして、約半世紀にわたる追跡調査から、0歳から5歳までの教育が子供のやる気や忍耐力を伸ばし、その後の人生に与える影響が大きいという事を、ノーベル経済学賞を受賞したジェームズ・ヘックマン教授が明らかにしています。

そこで今回は、同教授が著した「幼児教育の経済学」を参考にしながら、幼児教育の重要性について解説していきます。

これまでの教育方法は効果的だったのか?

従来、子供の教育については、学校教育や学力重視の観点から、教師の数を増やすとか、職業訓練に重点を置くといった学校入学後の取り組みが重要視されてきました。

 

しかし一方で、最近の多くの研究成果から、就学前の幼児期における教育が最も効率的かつ効果的であることが明らかとなってきています。これは、脳科学の観点からも、就学後ではなく、幼児期での働きかけがとても重要であることが判明しています。

 

幼児教育が大人になってからの人生を変える!

恵まれない子供の幼児期における環境を充実させるための数々の研究によれば、家庭環境を強化することが、子供の成長のあり方を改善することに繋がることが示されています。

 

そして、改善の内容として、非認知的スキルの役割が重要であることが示されているのですが、この非認知的スキルとは、肉体的・精神的な健康や、忍耐力、やる気、自信、協調性のような社会的な性質のことです。

 

幼児期の教育は学力のみならず忍耐力を育てる効果あり!

これらの研究によれば、幼児期の環境を豊かにすることがIQテストや学力検査などによって測定される能力である認知的スキルと、非認知的スキルの両方に影響を与えることが明らかとなり、学業や働きぶりなどの社会的行動に肯定的な結果として現れることが示されています。

 

具体的な方法としては、幼児期の子供に対する指導内容は、子供の年齢や能力に応じて調整した上で、非認知的性質を育てることに重点を置き、子供の自発性を大切にする活動を中心に行っています。そして、復習については集団で行い、子供たちに重要な社会的スキルを教えました。

 

この就学前教育は30週間続けられ、就学前教育を終了した後、この教育を受けた子供のグループと受けなかった子供のグループを40歳まで追跡調査しました。

 

幼児期の教育は大人になってからの人生に大きな影響あり!

この40歳までの追跡調査の結果を見てみますと、就学前教育を受けた子供は、受けなかった子供よりも学力検査の成績が良く、学歴が高いことや、収入が多く、そして持ち家率が高く、生活保護受給率や逮捕者率が低かったということです。

 

そして、子供が大人になってから成功するかどうかは幼児期の教育の質に大きく影響されることが分かっています。幼児期に認知力、社会性や様々な能力を幅広く身に付けることが、その後の学習をより効率的にして、それによって学習することがより簡単になり、継続しやすくなるという効果がありました。

 

つまりは、幼児期に教育投資を集中し、その後の教育投資でフォローアップすることで、全体として効率的に学習効果が得られるとともに、大人になってからの仕事における成功へと、その効果が持続するということが結果として得られました。

 

私たちができる最良の幼児期教育とは?

近年、脳科学や心理学といった「科学的な観点」で子供の脳の仕組みに対する理解が進み、脳科学トレーナーが教える「本能」を伸ばす子育て方法が脚光を浴びています。

このような科学的根拠を持った「子育て教育」を幼児期に実践することで、就学後の教育のフォローアップを効率的に行うことが可能となり、その効果は成人後にも継続し、仕事における成功や社会貢献などへと繋がっていきます。

 

幼児期における子育ての悩みや不安を解決する方法とは?

就学前の幼児期の教育が大事であることが理解できたとしても、どのように取り組めばよいのか悩みや不安は尽きないものです。その悩みや不安を解決してくれるのが、脳科学者と臨床心理士が監修・開発した脳の神経伝達回路を強化する日本初の教育プログラムです。

この教育プログラムを実践することで、

どうして泣くの?

どうして寝てくれないの?

どうして食べないの?

どうして困らせるの?

どうやって遊んであげたらいいの?

どうやって躾けたらいいの?

といった、日々の悩みや疑問・不安などを解決することができます。

 

そして、子育ての悩みが解消されることによって、

  • 楽に笑顔で子育てが楽しめるようになる
  • 子供の個性や成長に応じて、適切な接し方ができるようになる
  • 子供の才能をより引き出すことが可能になる

以上のような効果が期待できます。

卒業生です。

夫、娘(5歳)、息子(1歳)の4人家族。

保育士をしています。

脳と心理の理論をいちから学びなおしたことで、保護者さまにエビデンスのある内容を自信を持ってお伝えできるようになり、保護者様からの信頼感が増したように感じています。

学んだことが即仕事に役立てることが出来て満足してます。

今、園長先生にも受講をお勧めしているところです。

私の妻が卒業生です。

息子(4歳)がいます。

受講後は、息子とちゃんと向き合い、今の関わり方はどうだったのか、振り返られるようになったようです。

息子も妻の変化に気づいているようで、前よりも距離が近くなり会話も増えました。本当はもっと早く受講していればと思うこともありますが、先生にはまだまだ4歳からでも脳は発達することをお聞きしたそうで、これからを大切しようと励みになっているようです。

受講中に知り合ったママさんたちとのネットワークもできて楽しそうです。

 

0歳から就学前のお子さんがいらっしゃる方の大きな手助けになるこの『ギフト教育ラボ』のプログラムを体験してみては如何でしょうか?

 

そして、これらの幼児教育プログラムの検討と併せて、以下の幼児教育に関する記事をお読みいただくことをおすすめします。

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