8月15日(土)に顔面神経麻痺を発症後、神経内科を受診し、MRI検査を受け、中枢神経が麻痺しているのではないことが分かった。
そして、ヘルペスなどのウイルスが原因でもないことから、「原因不明の顔面神経麻痺」と診断された。
「原因不明」=「ストレス」ということ。
神経内科からは、リハビリのこともあるので耳鼻科を受診するよう勧められ、紹介状も書いてもらったけど、ネットで調べてみると、病院お得意の「経過観察」によって長期に通い続けなければならないことがわかっていたので、耳鼻科には行かないことにした。
そして、自宅から比較的近いところに「神経麻痺」専門の鍼灸院があることを知り、そこで治療してもらおうと通い始め、一昨日2回目のハリ治療を受け、今日に至っている。
◆8月28日(金)・・・顔面神経麻痺の発症から13日目
最近の傾向として、確実に頬が動かせるようになってきている。
また、朝目が覚めた時に、片目ずつ目を開け閉めしてみると、両眼を閉じた状態から左目だけを開け閉めすることができるようになりつつある。
健常者であれば何の問題もなくできることが、麻痺の影響によって、自分の思い通りにできないもどかしさがあり、それがまたストレスにもなってしまうけど、日々、改善の状況が分かるようになってくると、それが励みにもなる。
そしてそれは、ハリ治療を受け始めたことの効果が出始めているのだろうと実感している。
一方で、首と肩の痛みがより顕在化してきている。
麻痺が出ている右側というよりは、首全体、両肩の硬さがわかるような感覚。
これは、コリがよりきつくなってきたというよりは、これまで意識できないほど硬くなって、痛みも感じなくなっていた状態から、痛みが分かるようになってきたということなのだろう。
だから、今の硬さがわかるようになったという感覚を前向きに捉えたい!
また、頭の後ろ側全体が麻痺しているような感覚も出始めている。
通い始めた鍼灸院の鍼灸師も、頭と首、そして肩がとても硬くなっている、と言っていた。
そして、顔面神経麻痺の状態が改善してきたら、首や肩に集中的なハリ治療をした方がよいかもしれない、とも。
また、僕の仕事への取り組み方に対しても心配していた。
何時間もパソコンに向かい続けることがないように、と。
この麻痺の直接の原因とも言える首と肩のコリを治しておくことが大切なことだということは理解できている。
だから、今はハリ治療を受けながら、日々の生活のあり方にも気を付け、リハビリにも積極的に取り組む日々だ。
顔面神経麻痺克服のためにハリ治療を2回受けて変わったことは?
1回目のハリ治療を受けた時、施術後に麻痺しているところが少しは動くようになるのでは?との期待があった。
でも、何の反応もなかったので、ガッカリしてしまった。
これは長期戦になるのかもしれないと。
でも、2回目のハリ治療を受けた翌日には、頬が動き出す感覚があったし、上唇にも力が出てきたようにも感じたし、右のまぶたもわずかだが動いている。
そのことを家族に話をしても、
「???どこが変わったの???」
と言われてしまい、少々憤慨してしまったけど、
自分の感覚としては変わってきているのだ!
そしてそれはより確実になりつつあると実感できている。
顔面神経麻痺発症直後と13日経過後の違いを比較してみた
このブログの最初の記事では、顔面神経麻痺発症後の目と口の写真を掲載しているが、その当時から、どの程度麻痺が改善しているのか確認してみたくなって、発症から13日経過後の現在との違いを比較してみることにした。
この写真を一目見て、「???何が変わったの???」と言った家族の言葉が理解できなくもないけど、でも、よーく見ると、ちゃんと改善していることがわかるのだ!!!
まず、両眼をしっかりと開いた場合の写真を比較してみると、右目の上のおでこの辺りにしわができているのがわかる。
そして、右目の開き方をみても、まぶたが少し開いていることも確認できる。
また、日常生活においても、例えば、顔を洗う時、右目を閉じることができるようになったので、指でまぶたを閉めて押さえておかなくても、ちゃんと洗顔できるのだ!
それに、外を歩くときも、まぶたが開きっぱなしではないので、右目にあたる風が刺激になって涙がでたりすることもなくなったのだ!!
夜だって、目を閉じて眠ることができるし!!!
これは健常者にはわからないことだろうし、僕も顔面神経麻痺を発症する前は思いもよらないことだった。
写真を見れば、まだ顔の右側が麻痺していることはわかってしまうけど、着実にハリ治療の効果は出てきていると思っている。
これからも、毎週1回のハリ治療を受けながら、日々の生活にも気を付け、自分でも「ささない鍼 Acu Life(アキュライフ)」を利用したり、しっかりとリハビリにも取り組んで、できるだけ早く顔面神経麻痺を克服する!
コメント