顔面神経麻痺発症後は、顔の右側がまったく動かなくなってしまったので、その時の状態を0%とすれば、今現在の麻痺克服度は70%くらいだろうか。
口は、ほぼ開くようになったし、目もほぼ元通りになった。
見た目では麻痺があることが分からないのではないか、と。
でも、僕の感覚としては、顔表面のところどころの筋肉だけがまだら模様のように動いているというだけで、全ての神経が回復して、顔全体の筋肉が連動して動いているという感じではない。
それでも、発症直後に比べれば雲泥の差で、入浴して右目が開かないように押さえて洗髪や洗顔をしなくても良くなったし、食事の際にも、咀嚼している時に口の端から食べ物がこぼれてくることを心配しなくても良くなった。
また、歯を磨いて口の中をすすぐときにも、水が口からぴゅうっと出てこないように指で口を押さえなくても良くなった。
でも、人間と言う存在は、どん欲なもので、もっと良くなりたい、まだ完全ではないと、今の70%改善の現状に満足はできていない。
さらに、僕の顔面神経麻痺の原因である首のコリによる強い痛みを改善しないことには、一旦麻痺が良くなっても、またぶり返してしまうことだってありうる。
顔面神経麻痺の治療とともに、首のコリによる痛みをなんとかしなければならない。
◆9月8日(月)・・・顔面神経麻痺の発症から24日
起床後、口の動きやまぶたの動き、そして、見た目にも昨日より良くなっていることを実感する。
そして、右まぶたの下のあたりが、常にピクピクと動くようになってきた。
鍼灸師によれば、動かない筋肉を動かそうとする動きが出ている、ということなので、これはより改善に向けての現象なのだと前向きに捉えている。
また、右くちびるの下あたりやあごの辺りのサワサワ感も続いており、今日はちょっとくすぐったいような感覚もある。
日中、家でパソコンに向かって仕事をしていても、1時間程度は無理することなく集中して作業ができるようになってきた。
そして、休憩をとる時には、できるだけバスタオルを使ってのリハビリに時間を割くようにしている。
このリハビリによって胸筋を伸ばし、それが、首のコリ改善に有効と、鍼灸師から言われているし、実際にその効果が実感できているからだ。
少し前に比べれば、首のコリによる強い痛みが無くなってきている。
それば、気持ちを前向きにしてくれる大事なことだったんだと、改めて実感。
仕事でパソコンの画面を見ていても、目のしょぼしょぼ感も改善しつつあるし。
一方で、昨夜も明け方5時前に1度目を覚ました。
中途覚醒についてはまだ対処できていない。
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