顔面神経麻痺の体験談(25)!発症から1か月経過した今の状態は?

MRI検査

今からちょうど一か月前の8月15日(土)、夕食中に家族から「右目が開いたまんまだよ」と言われた。

翌日には口の右側が開かなくなった。

そして、顔面神経麻痺を発症したことを自覚した。

その後、神経内科でMRI検査を受け、脳梗塞など脳には全く障害が発生していないことがわかり、中枢神経麻痺ではなく、末梢神経麻痺であることがわかる。

また、ヘルペスなどウイルス性の末梢神経麻痺ではないことも判明。

そして、神経内科での診断は、「原因不明の顔面神経麻痺」

つまりは、ストレスが原因という事だ。

神経内科では、この後、耳鼻科を受診し、その上で、リハビリを開始するのが良いと言われ、耳鼻科のある病院への紹介状を書いてもらった。

でも僕は、その時すでに、今後病院へは行かず、鍼灸院でハリ治療をしてもらおうと思っていた。

ネットでいろいろ調べていると、基本的に病院では炎症を抑えるステロイドと血流を促進するビタミン剤を処方し、リハビリをしながら経過観察するだけで、半年から1年と言う長い期間病院通いしなければならないことを知っていたし、その割には、必ず治るという事でもないことも理解していた。

だから、直ぐに自宅近くの鍼灸院を調べたところ、幸運にも、バスで通える範囲に「神経麻痺専門」の鍼灸院があることを知った。

早速ネットから予約を入れて、8月20日(木)にハリ治療を開始。

そしてその後、毎週1回ハリ治療を受け、この1か月間で4回のハリ治療を受けた。

その間、血流促進のサプリメントを使い始めたり、日常的に自分でハリ治療ができる「ささない鍼 Acu Life(アキュライフ)」を併用したり、日々、リハビリにも取り組んできた。

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◆9月15日(火)・・・顔面神経麻痺の発症から31日(=1か月)

このブログの最初の記事では、顔面神経麻痺発症後の目と口の写真を掲載している。

そして、「顔面神経麻痺克服への道(7)!発症直後と現在の麻痺の状況を比較する」では、発症から13日後の目と口の写真を掲載しながら、発症後の写真との比較をしている。

この13日後の時点では、一見それほど改善しているかどうかよくわからないが、右目の上のおでこの辺りにしわができていたり、右目のまぶたが少し開くようになっている。

また、日常生活においては、洗髪や洗顔の時に、右目を自力で閉じることができるようになったので、指でまぶたを閉めてやり、そして押さえておかなくても、両手を使って洗髪や洗顔ができるようになった。

 

では、発症から1か月経過した現在との比較においては、何か変化が起きたのだろうか?

はっきりいって、見た目はほぼ完治したように見えるまで回復した!

どうだろう?

写真の撮り方そのものが、ちょっと斜めになってしまっているので、左目に比べて右目が下がっているように見えるが、ほぼ完治したといってもよいほど回復していることが分かる。

おでこのしわ、眉毛の上がり方、目の開き具合、どれをとっても左右変わらないように見える。

一方で、口の方は、だいぶ開くようになっているが、若干、上くちびるの右側の上がり方が完全ではないように見える。

 

今現在でも、あごと上くちびるの右上辺りがサワサワっという感じが続いているし、時々、右目の目じりや右まぶたの上あたりにヒクヒクっという感覚が出る。

 

だから、まだ100%完治したとは言えないのだが、日常生活を送るうえでは全く問題ない状態にまで回復してきた。

アキュライフを使い始めた効果もあり、首の痛みもなくなっている。

そして、リハビリを行えば、それに反応するように、あごや上くちびる、右頬、右目のまぶたの辺りがサワサワしたり、時には、右側頭部にジリジリっとした感覚が出ることもあり、少しずつでも100%回復に向けて治りつつあることが実感できている。

 

顔面神経麻痺を発症して、最初にハリ治療を受けた時、すぐに顔が動くという事はなかったので、これは治るまで数か月はかかるかもしれないと覚悟していたが、発症から1か月経過した時点では、ほぼ治ったといっても良いところまで改善した。

 

そして今後のことだが、あと2回くらいハリ治療(都合2週間)を受けたら、その後は、1か月単位でハリ治療を行い、日常的には、自分でリハビリしたり、血流促進のサプリメントを利用したり、自分でハリ治療ができる「ささない鍼 Acu Life(アキュライフ)」で麻痺改善や首の痛み対策をしようと考えている。

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