顔面神経麻痺を発症してから、顔右側の麻痺が気になるのはもちろんだが、仕事に集中できなくなってきている。
昨日に決めた「顔面神経麻痺克服ルーティン」をもとに取り組んでいるが、パソコンに向かって50分間仕事をして10分休憩と言うのは、健常者であれば何の問題もないだろう。
だけど、顔面神経麻痺の影響で、右目のまぶたの開け閉めが不十分、つまりは、半眼の状態だとドライアイが心配で、涙が出てきて、パソコン画面が見にくくなることもある。
それに僕の場合は、半端ない首や肩のコリがあって、同じ姿勢でい続けることも難しい。
現状は、20分から30分パソコンに向かっているのが限界。
その後、外の遠くの風景を眺めたり、顔を動かしてリハビリしたり、首のストレッチをやったりして、休憩のため床に横になると、いつの間にか寝てしまう。
でも右目が閉めづらい状態なので、違和感を感じてすぐに目を覚ましてしまうが・・・
それで、仕事がはかどらなくなってしまうし、作業効率も悪化の一途。
それがまたストレスになりそうなのが恐い・・・
◆8月24日(月)・・・顔面神経麻痺の発症から9日目
起床後、状態を確認したけど特に変化はなし。
就寝中は2度目を覚ました。
これは恐らく不眠の一つの形で「中途覚醒」というものかもしれない。
若い頃は夜中に目を覚ますなどという事はなかった。
思い起こすに、責任ある仕事を任されるようになってから、朝は早めに起きて、始業の1時間前には会社に着いて、しっかりと準備をしてから仕事にかかっていた。
そのことがきっかけになって、会社には遅刻できない、だから、朝も目覚まし時計が鳴らなかったとしてもちゃんと起きなければならない、そして、誰よりも早く会社に行く。
といったことが、一種の強迫観念を持つことに繋がり、夜中に目を覚ますようになってしまったのではないだろうか。
そして、それがいつの間にか日常化してしまい、中途覚醒に繋がっているのでないか、と。
現在は、顔面神経麻痺の治療として、ハリ治療を受けているけど、昨日注文した「ささない鍼 Acu Life(アキュライフ)」が届いたら、自律神経の調整とか、不眠などに効くツボに貼って試してみようと思っている。
顔面神経麻痺の兆候はなかったのか、思い起こしてみる
過去を振り返ってみると、今年になってから、なんとなく頭が重く、どよーんとする感じがあって、右目の奥に鈍痛を感じることもあった。
また、鼻の調子も良くない状態で、粘膜が過敏になっていて、すぐにくしゃみが出てしまうとか、右の鼻穴の奥と右目の奥が繋がっているような、そして、その部分がきゅっとするような変な感覚があった。
加えて、首の右後ろ、後頭部の下あたりが凝っていて、圧迫感があったので、ひょっとしたら脳腫瘍でもできていて、それが圧迫感に繋がっているのではと疑うこともあった。
その状態がずっと続いてきて、肩も凝り始め、首の付け根が常に痛みを感じるようになっていた。
一日の睡眠時間も4時間から5時間で、その間に目を覚ましてしまう。
毎日パソコンに向かっての仕事で、データ分析などをしている関係上、ずっと同じ姿勢でいることが多く、それが一番よくなかったのだと思う。
でも、何もしなかったし、生活スタイルを見直すこともなかった。
そして今、顔面神経麻痺克服のために取り組んでいること
これまで、日付が変わってから入浴し就寝していたのを、日付が変わる前には就寝するように生活スタイルを変えた。
これで、少なくとも1時間は睡眠時間が長くなる。
毎朝、ラジオ体操(第1・第2)と、首のストレッチ運動を欠かさないようにした。
これで、身体を活性化させて、パソコン仕事に対応できる身体づくりの一つとする。
仕事を始める前に、首のコリをほぐすツボを押したり、末梢血管の血流を良くするために、顔のマッサージ、そして、「鉄球」まわしをするようにした。
仕事は50分程度に、10分程度の休憩を入れるようにしているが、実態は、30分も作業をすれば疲れてしまい、休憩を入れているのが現状。
夕方以降は、パソコンの電源を切り、できるだけスマホは見ないように。
そして、空いた時間で外を歩いたり、遠くを見たりして、リラックスできる時間を作るようにした。
顔面神経麻痺対策をして何か変化があったのか?
夕方になって、外を歩いてみると、ちょっと違う感覚が。
歩きながら、リハビリを兼ねて、口を「いーうー」と動かしていたら、なんとなく右側の動きが軽くなったような。
口をいーっとしたときに、右上の唇が、少し上の犬歯にかかってくるような感じ(ちょっとだけだが)
また、右のまぶたの動きも少し軽くなったような感じがした。
こんなちょっとだけの変化でも、今の自分には嬉しい変化なのだ。
顔面神経麻痺と自分の性格との関係を考えてみた
僕は、性格的に何かやることが決まると、苦もなく徹底してそのことに集中し続けるところがある。
だから、もし仕事上でやるべきことがはっきりしていれば、自分で筋道を立てて、目標達成するまでやり続けることができる。
しかし、その性格が、今回の病気には悪影響を及ぼした面があると思う。
同じ姿勢でパソコンに向かい、何時間でも仕事をし続ける。
多少、肩が凝り始めても、腰が痛くなっても、首が固くなってもお構いなし、というところがあった。
そして今は、生活スタイルを見直し、一日の行動カリキュラムを作って、その通りに実践し始めている。
今現在やるべきことははっきりしているから、あとはそれらのことをやり続けるだけ。
僕の得意とするところだ。
自分の性格・特性を利用して、この顔面神経麻痺を絶対に克服してみせる、と、とても前向きな気持ち。
そして、適宜やるべきことの修正や改善が必要であれば、しっかりとPDCAをまわして実践し続ける、克服するまで。
その取り組み状況をこのブログで紹介すると共に、いろいろと調べたこともまとめて、事典的に利用できるようにしていきたいと考えている。
きっと、僕以外にも同じ病気で苦しんでいる方もいらっしゃるだろうから、少しでも参考になれば、との思いで、しっかりと治療に取り組み、その状況を報告していこうと思う。
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